複数のソースによれば、2026年は次の標準iPhoneモデルにあたる「iPhone18」が発表されない可能性が高いようです。この変更はAppleの製品展開計画によるもので、各モデルによりスポットライトを当てて売上を伸ばす意図があるとみられています。
iPhone17は標準iPhoneモデルとして18カ月君臨へ
次の標準iPhoneモデルにあたる「iPhone18」は2027年春に登場すると予想されていることから、現行の標準iPhoneモデルであるiPhone17は、その位置を18カ月もの間維持することになるとして話題を集めています。
確かにこれまでのAppleのやり方とはかなり異なるため、戸惑う人もいそうです。しかし、iPhone17の評価が非常に高いことを考慮すると、納得できる面もあるでしょう。
ブラウンリー氏の評価も影響か?
Appleはかねてから自社の製品テスト施設の訪問を許可するなど、著名テック系YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏と親密な関係にあることで知られています。とはいえ、同氏がAppleに甘いというわけではありません。むしろ同氏が例年行っているスマホ格付けでは、2024年までiPhoneが一度も1位を獲得できていなかったとされています。
しかし、ブラウンリー氏の2025年のスマホ格付けで、iPhone17が「今年のスマホ賞」に輝きました。同氏はiPhone17について「やっと(Appleが)作るべきものを作った」と述べており、iPhone17が現行スマホの一つの到達点になったと言えるでしょう。
考えられるさまざまなメリットとは?
iPhone17が18カ月もの間、標準iPhoneモデルの位置を担うことで、さまざまなメリットが考えられます。
まず、次期モデルを拙速(せっそく)に投入して販売の勢いを削ぐことなく、評価の高いiPhone17を前面に出し続けることで、売上の増大が期待できます。
また、次世代モデルの発表時期をProモデルなどとずらすことで、標準モデル以外のモデルによりスポットライトを当てることも可能になります。今秋のイベントでは、Proモデルの発表により多くの時間が割かれる可能性が高いでしょう。
さらに、18カ月後のアップデートとなれば、次期モデルにより大きな技術的進歩が盛り込まれる可能性が高い点もメリットの一つです。
環境面でも利点があるかもしれません。1つのモデルが最前線に置かれる期間が長くなることで、消費者が「自分の端末が古くなった」と感じにくくなり、結果として買い替えサイクルが伸びることが期待できるためです。
ポジティブな変化ではないか
これまで慣例として続けてきたからといって、毎年同じ方針に従う必要はありません。状況に応じて柔軟に戦略を見直すのは、むしろポジティブな変化だと言えるでしょう。
iPhone17の評価が高いのなら、「それなら長く売ろう」という判断も十分に合理的です。
これはごくまっとうであり、Appleの新たな路線として、いちユーザーとして歓迎したいところです。
Photo: Apple
