iPhone17シリーズの販売動向について、受注台数が事前予測を上回る好調さを維持していると、複数の海外メディアや市場調査会社、証券会社が伝えています。
iPhone17シリーズの好調な受注の背景としてこれまでにも伝えられている通り、ベースモデルであるiPhone17が引き続き多くの受注を集めていることが挙げられています。
iPhone17のProMotionテクノロジー対応が評価と分析
アナリストのミンチー・クオ氏が報告したのと同様、複数の海外メディアや市場調査会社、証券会社からも、iPhone17シリーズの受注台数が事前予測を上回っていることが報告されています。
新型iPhoneの発売初期段階ではこれまで、Proシリーズの受注台数が好調であることが取り上げられることがほとんどでしたが、iPhone17シリーズでは事前の予測よりも多くの受注台数を集めているのがベースモデルであるiPhone17であるという点が、これまでとは異なります。
その理由として、これまで機種変更を見送ってきたiPhoneユーザーが最高リフレッシュレート120HzのProMotionテクノロジーを搭載したベースモデルであるiPhone17に多数移行していることが挙げられています。
中国でiPhone Airが未発売の状況で昨年実績を上回る
iPhone17シリーズには含まれないとは言え、中国はまだiPhone Airが発売されていないことを考えると、それが実現した場合、iPhone17シリーズおよびiPhone Airを合わせた総受注台数はさらに増加する可能性が高いとの意見も聞かれます。
2025年(発売後、年末まで)のiPhone17シリーズおよびiPhone Airを合わせた総受注台数は、2024年のiPhone16シリーズの総受注台数を3%上回るとみられています。
中国で当初からiPhone Airが発売されていた場合、この数値は更に高いものになっていたと推察されます。
日本でもiPhone17の品薄傾向続く〜今後、増産見込み
日本の各キャリアなどにおける在庫状況では、iPhone17はiPhone17 Pro Maxに次ぐ品薄モデルとなっています。
こうした状況もあり、Appleは各サプライヤーに増産を依頼したようですので、今後徐々に品薄状況は解消されると思われます。
Photo:Apple Hub/Facebook