iPhone17シリーズ4モデルの各部品のサプライヤーと受注割合、iPhone17シリーズとiPhone16シリーズの仕様を比較した資料がXに投稿されました。
この資料では、iPhone17 Airの搭載チップはA19で、A19 Proではありません。
iPhone17シリーズ4モデルの各部品のサプライヤー
iPhone17シリーズ4モデルの各部品のサプライヤーと受注割合に関する情報において、主なものを取り上げました。
- モデルごとの製造台数割合は、iPhone17が21%、iPhone17 Airが15%、iPhone17 Proが31%、iPhone17 Pro Maxが34%
- セルラーモデムのベースバンドチップは80%がQualcomm製、20%がAppleの自社製
- OLEDディスプレイはSamsung DisplayとLG Displayが全モデル向けに供給、BOEはiPhone17とiPhone17 Airのみ担当
BOEがiPhone17 Proの中国モデル向けOLEDを受注したと噂されていたが
iPhone17シリーズの総製造台数においてiPhone17 Airが占める割合は、iPhone16シリーズにおいてわずか6%にとどまるiPhone16 Plusのそれよりも高くなりますが、15%という数字から考えると過大な期待はされていないようです。
BOEはiPhone17 Proの中国向けモデルのOLEDディスプレイを受注したと報じられていましたが、Citi発とするこのリストではそうなっていません。
iPhone17シリーズの仕様に関する注目点
Jukan氏(@Jukanlosreve)は、モルガン・スタンレー発のiPhone17シリーズとiPhone16シリーズの仕様を比較した資料も投稿しています。
この資料では、iPhone17 Airの搭載チップはA19とされており、A19 Proではありません。
iPhone17 Proシリーズは、2モデルとも光学望遠倍率が8倍になると記されています。
Wi-Fiチップは、噂通り4モデル全てにApple自社製のWi-Fi 7対応チップが搭載される見通しです。
iPhone17 AirのみC1を搭載、製造台数割合に若干の違い
Apple自社製セルラーモデムであるC1が搭載されるのはiPhone17 Airのみで、他のモデルはQualcomm Snapdragon X80 5Gモデムを搭載するようです。
セルラーモデムのベースバンドチップは80%がQualcomm製、20%がAppleの自社製とされていましたので、iPhone17 Airがシリーズ総製造台数に占める割合である15%と比較すると5%違います。
これは、資料を作成した企業が異なることによる誤差の範囲であり、C1はiPhone17 Airだけに搭載されると複数のソースが伝えているので、20%が正しいのかもしれません。
iPhone17シリーズのストレージ容量と販売価格
モルガン・スタンレーはiPhone17シリーズのストレージ容量のラインアップと販売価格に関する予想も伝えています。
ストレージ容量が同じながらiPhone16シリーズと同価格?
ここで注目されるのは、iPhone16シリーズと比べた場合にどのモデルもストレージ容量が同じなら販売価格も同じ(価格据え置き)という点です。
iPhone17 AirとiPhone17 Proの最小ストレージ容量は256GBになりますが、販売価格はiPhone16 PlusおよびiPhone16 Proの256GBモデルと変わらないとモルガン・スタンレーは予想しています。
iPhone17シリーズの販売価格に関して、iPhone17 Proの最小ストレージ容量が256GBになる可能性には複数のソースが言及していますが、販売価格になると「同じストレージ容量なら販売価格は変わらない」という予想と、「同じストレージ容量でも100ドル(税込15,000円)値上げされる」との予想に意見がわかれています。
Photo:Jukan(@Jukanlosreve)/X (1), (2), Apple Hub/Facebook