新型iPad miniはA20搭載か〜マザーボードの画像が投稿

iPad mini A20 pipfix

新型iPad miniのものとされるマザーボード(ロジックボード)の画像が、X(旧Twitter)に投稿されました。

このマザーボードには、A20が搭載されていると説明されています。これが正しければ、新型iPad miniOLEDディスプレイを採用するだけでなく、2027年春発売と噂のiPhone18よりも先にA20を搭載する製品になるかもしれません。

新型iPad miniに関するこれまでの噂

新型iPad miniは2026年10月に発表されると噂されており、サプライチェーン関連の情報などから、次のような仕様になると予想されていました。

ディスプレイは液晶からOLEDへ変更見込み

新型iPad miniでは、ディスプレイ種別が液晶からOLEDに変更されると噂されています。

ディスプレイサイズについては、現行モデルの8.3インチから0.1インチ拡大し、8.4インチになるとの予想があります。

搭載チップはA19 Proとの予想が優勢

これまでの噂では、新型iPad miniに搭載されるチップはA19 Proが有力とみられていました。

一部ではA20 Proを搭載するとの予想もありましたが、現時点ではA19 Proとする見方が多く、A20 Proとの予想は限定的でした。

A20をiPhone18よりも先に搭載?

今回Xに投稿された画像では、新型iPad miniに搭載されるチップはA20と説明されています。

同モデルが2026年内に発表される場合、A20は2027年春に発表されると噂されているiPhone18よりも先にお披露目されることになります。

現行iPad miniにはA17 Proが搭載されています。後継モデルでA20が採用されるなら、Proチップではなく標準チップへ切り替わることになります。

GPUコア数は現行iPad miniのA17 Proと同じか

現行iPad miniに搭載されているA17 Proは、5コアGPU仕様です。iPhone15 Proシリーズに搭載されたA17 Proの6コアGPU版と比べると、GPUコアが1つ少ない構成になっています。

Aシリーズの標準チップの最新版であるA19も5コアGPUとされており、後継チップとなるA20も5コアGPUを継続すると予想されています。

そのため、新型iPad miniがA20を搭載する場合でも、5コアGPU版のA19 ProまたはA20 Proを搭載する場合と比べ、描画性能が大きく劣るとは限りません

A20搭載ならSiri AIのフル機能対応に制限か

A20のメモリ容量は、A17 Proと同じ8GBになる可能性があります。

これに対し、新型iPad miniがA19 ProまたはA20 Proを採用する場合は、メモリ容量が12GBに増加すると期待されていました。

そのため、A20搭載となった場合、Siri AIで利用できる機能に一部制限が生じる可能性があります。

アナリストのミンチー・クオ氏は、A20のメモリ容量が9GBになると予想しています。この場合、A17 Proと比べてメモリ容量は1GB増加しますが、12GBを必要とする高度なオンデバイスAI処理への対応は難しくなるかもしれません。

A20を複数仕様に選別して複数製品に搭載する可能性も

iPad mini(第6世代)には、iPhone向けよりも動作周波数を抑えたA15 Bionicが搭載されていました。

同じように、新型iPad miniに搭載されるA20も、iPhone18向けとしては基準を満たさないものの、低い動作周波数であれば正常に動作するチップを選別して採用する可能性があります。

その場合、A20は次のように使い分けられることも考えられます。

チップ仕様搭載製品の予想
6コアCPUと5コアGPUのA20iPhone18
6コアGPUと5コアGPUのA20
(低動作周波数版)
新型iPad mini
6コアCPUと4コアGPUのA20
(5コアGPUのうち不良の1コアを無効化)
iPhone18e

6コアCPUと4コアGPUのA20は、GPUコアまたはCPUコアの一部を無効化した選別品として、iPhone16eや17eの搭載チップがそうだったように、iPhone18eに搭載される可能性があります。

MacBook Neo向けProチップ確保にも有効に作用する?

新型iPad miniがA19 ProやA20 ProではなくA20を採用する場合、将来発売されるMacBook Neo向けに5コアGPU版のA19 ProまたはA20 Proを温存できる効果も考えられます。

MacBook Neo向けのA18 Proについては、iPhone16 Proシリーズ向けの製造過程で発生した、6コアGPUのうち不良の1コアを無効化した5コアGPU版を活用しているとみられています。

今後、5コアGPU版のProチップの在庫が不足した場合、本来であれば6コアGPU版として利用できるA18 ProのGPUコアを1つ無効化し、5コアGPU版としてMacBook Neoに搭載する必要が生じるかもしれません。

新型iPad miniでProチップの採用を避けることは、将来のMacBook Neo向けチップ在庫を確保するうえでも有効に働く可能性があります。

新型iPad miniはOLED化とチップ選択が焦点に

新型iPad miniでA20が採用される場合、A17 Proからの世代更新により基本性能の向上は期待できます。

その反面、A19 ProやA20 Proを搭載する場合と比べると、メモリ容量やSiri AIのフル機能対応では差が出る可能性があります。

OLEDディスプレイの採用に加え、Appleが標準チップのA20を選ぶのか、それともProチップを採用するのかが、新型iPad miniの大きな注目点になりそうです。

Photo: pipfix(@LusiRoy8)/X

モバイルバージョンを終了