iOS27に、Appleらしい遊び心のあるイースターエッグが隠されていることが分かりました。初代Macの時代に活躍したデザイナー、スーザン・ケア氏がデザインしたアイコンをモチーフにしたフィギュアのグラフィックが表示されます。筆者もiOS27 RC(リリースキャンディデート)を入れたiPhoneとiPadで試したところ、表示できることを確認できました。
試してみた!Liquid Glass設定画面で発見
iOS27の正式版は9月15日(火)に公開予定ですが、先行して公開されているRC(リリースキャンディデート)から、隠されたイースターエッグの存在が明らかになりました。
このイースターエッグは、「設定」アプリの「外観」メニューから「Liquid Glass」を開き、Liquid Glassの透明度調整による表示サンプルの画面を最下部までスクロールした後、さらに上方向へスワイプし続けることで出現します。
すると、検索欄に「Moof!」が虹色で入力されるように表示され、Apple Parkの池のほとりにたたずむ「Clarus the Dogcow」のフィギュアが表示されます。
筆者がiOS27 RCとiPadOS27 RCの日本語環境で試してみたところ、どちらでも可愛らしいフィギュアが表示されました。
Mac初期の懐かしのアイコン
このイースターエッグになっている「Dogcow」は、初代Macintoshに搭載された絵文字・記号フォント(dingbat font)に収録された、牛柄をまとった犬(Dog + Cow)のアイコンに由来しています。
Dogcowの原型は、初代Macintoshの開発に携わったデザイナー、スーザン・ケア氏がCairoフォント用に描いた小さな犬のビットマップ画像です。
その後、AppleでLaserWriterの印刷設定画面を開発していたアネット・ワグナー氏がこの犬を描き直したところ、牛のようにも見える姿となり、「犬なのか牛なのか」というApple社内のジョークから「Dogcow」と呼ばれるようになりました。
Dogcowは「Moof!」と鳴くという設定が加わり、後に「Clarus」と命名されます。
1980年代後半から1990年代にはMacのページ設定画面やAppleの開発者向け資料などに登場し、Developer Technical Supportチームのマスコット的存在として親しまれました。Mac OS Xへの移行とともに姿を消しましたが、近年はmacOSなどでたびたび復活しており、iOS27のイースターエッグもその歴史を受け継いだものといえます。
Dogcowの詳細な歴史は、YouTubeチャンネル512 Pixelsによる解説動画をご覧ください。
Siriも「Moof!」に反応?
9to5Macによると、Spotlightの検索画面でSiriに「Moof!」と入力すると、「Nice dogcow.(いいDogcowだね)」と応じてくれるイースターエッグもあるようです。
残念ながら筆者の環境では、言語や地域の設定をアメリカに変更しても、このイースターエッグを出現させることはできませんでした。
SpotlightからSiriのリアクションを引き出せた方は、ぜひこの記事のコメント欄で教えてください!
iOS27は9月15日(火)公開予定
iOS27の最新機能設定画面に隠されたイースターエッグは、初代Mac時代の象徴ともいえるアイコンを現代風にアレンジしたもので、Appleの遊び心を感じさせます。
iOS27は日本時間9月15日(火)に公開予定です。iOS27にアップデートしたら、新機能を試すだけでなく、設定画面の奥にひっそりと隠された「Dogcow」も探してみてはいかがでしょうか。
Source: 9to5Mac
Photo: 512 Pixels/YouTube
