AppleはApp Storeで取引(購入やダウンロードなど)した端末をもとに、iPhoneユーザーのiOS使用状況を公開しています。2026年2月時点の最新データでは、iOS26は「過去4年以内のiPhone」で74%に到達している一方、「全iPhone」で見ると66%にとどまっています。
iOS26のインストール率は74%(全iPhoneでは66%)
公開データによると、iOS26の割合は以下の通りです。
- 過去4年以内に発売されたiPhone:74%
- 全iPhone:66%
【比較表】iOS26はiOS18より“約2ポイント”低い
「ちょうど1年前の同日データ」はありませんが、比較材料として近い時期のiOS18データ(2025年1月時点)を参照すると、iOS18は「過去4年以内」で76%、「全iPhone」で68%でした。
| 指標(iPhone) | iOS26(2026年2月時点) | iOS18(2025年1月時点) | 差分 |
|---|---|---|---|
| 過去4年以内のiPhone | 74% | 76% | -2pt |
| 全iPhone | 66% | 68% | -2pt |
結論: 両指標とも、iOS26はiOS18より約2ポイント低い水準です。
伸び悩みの理由1:Apple Intelligenceへの期待が“ピークに達していない”?
iOS26の普及がiOS18の時点よりわずかに弱い背景として、Apple Intelligenceに対する期待感が、現時点で最大化していない可能性があります。
- Apple Intelligenceは、米国では早い段階から提供が進んだ一方、日本を含む地域では提供時期が後ろ倒しになりました。
- さらに、当初から注目されていた“目玉機能”の一部は導入が遅れているとされ、アップデートの動機が弱まっている可能性があります。
もし刷新版Siriなどの大型機能がまとまって提供されれば、そこでインストール率がもう一段伸びる展開も十分ありえます。
伸び悩みの理由2:そもそも“最新OSにしない層”が一定数いる
最新OSを常に入れる人からすると不思議に感じますが、「全iPhone」で見ると旧バージョンを使い続ける層は一定数存在します。理由としては主に次の3つが考えられます。
- アプリや周辺機器が動かなくなる不安
業務アプリ、銀行・決済系、古い周辺機器など、「OS更新=動作保証が切れる」ことを嫌って見送るケースがあります。
- 対応機種の問題(古いiPhoneは上げられない)
たとえばiOS18はiPhone XR / XS / XS Max以降が対応で、iPhone XやiPhone 8以前はインストールできません。 - 挙動が変わるのがイヤ(慣れ優先)
見た目や設定項目の変化、通知やバッテリー挙動の変化を避けたくて“現状維持”を選ぶ人もいます。
セキュリティ面では“最新が有利”なのは間違いない
AppleはiOS26.3をリリースしたばかりで、そこには重要なセキュリティ修正が含まれています。中には、条件次第で端末内で任意のコード実行につながり得る問題の修正や、ロック中の情報露出、プライバシー侵害につながり得る不具合修正も含まれます。
つまり「普及率は別として」、安全面だけを見れば最新OS・最新アップデートが有利です。
