【レビュー】Qi2.2で速い!CIO薄型8,000mAhの充電・発熱を実測

CIO「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」モバイルバッテリー レビュー

CIOから発売されたQi2.2対応モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」を実測レビューします。ワイヤレス25W/発熱抑制モード7.5W/有線30Wの3条件でiPhoneを充電し、充電速度と発熱を計測しました。薄さ12mm・約170gの携帯性とアルミニウム筐体のデザインもチェックしています。

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」は、3月9日(月)まで開催されているAmazonの「新生活セール」の対象で、通常価格7,980円から23%オフの6,180円で購入可能です。

本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプル品(カラーはブラック)を使用しています。

最新規格Qi2.2対応の高速充電とジャストサイズを追求

CIO(本社:大阪)が2026年3月3日に販売を開始したモバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」は、以下の特徴を持つモバイルバッテリーです。

  • 最新規格Qi2.2に対応、最大出力25ワットのワイヤレス充電
  • 有線充電では最大出力30ワットの高出力
  • 8,000mAhの、スマホ1回分をフル充電可能な「ちょうど良い」容量
  • 薄さ12ミリ・約170グラムの薄型軽量
  • 強度、放熱性能に優れたアルミニウム筐体
  • 高速充電(ハイパフォーマンスモード)と発熱抑制(セーフティーモード)を選択可能
  • 本体温度を監視し発熱をコントロールするNovaSafety機能搭載

なお、Qi2.2規格でのワイヤレス充電には、iPhone17シリーズのほか、iOS26以降をインストールしたiPhone16シリーズ(iPhone16eを除く)が対応します。

薄さと高強度に加えて放熱性能の高いアルミニウム筐体

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」のパッケージには、モバイルバッテリー本体、充電ケーブル(長さ約50センチ)、取扱説明書などが入っています。

表面はマットな質感のアルミニウム合金で高級感があります。高い剛性を持つアルミニウムの採用は、強度を確保した上で樹脂製よりも本体を薄くすることに貢献しているそうです。

iPhoneに吸着させる側には、柔らかくてしっとりした感触のシリコンシートが採用されています。iPhoneやケースに吸着する時にソフトなだけでなく、熱を通しにくい性質を持つため、充電中の発熱をモバイルバッテリー背面側に逃がしやすくする効果もあります。

側面の規格表示に「Qi2 25W」の文字があり、ワイヤレス最大出力25ワットのモデルであることが分かります。

前モデルとスペック比較

以下は、前モデルに相当する「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.0 8K」とのスペック比較です。

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」は、ワイヤレス・有線ともに出力がアップしていますが、サイズに変化はありません。

SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8KSMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.0 8K
ワイヤレス充電出力最大25ワット最大15ワット
有線充電出力最大30ワット最大20ワット
容量8,000mAh8,000mAh
ワイヤレス充電モードハイパフォーマンスモード(最大25ワット)、セーフティーモード(最大7.5ワット)ハイパフォーマンスモード(最大15ワット)、セーフティーモード(最大7.5ワット)、低電力モード
ポート数USB-C x 1USB-C x 1
サイズ・重量102ミリ x 70ミリ x 12ミリ約170グラム102ミリ x 70ミリ x 12ミリ約162グラム
カラーバリエーションブラック、シルバーブラック、シルバー
価格(税込)7,980円
セール価格:6,180円(23%オフ)
7,680円
セール価格:6,480円(16%オフ)

iPhoneのデザインと相性良好!

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」のブラックを、iPhone16 Pro(ブラックチタニウム)に取り付けてみました。側面も底面も、iPhone本体からはみ出さずに収まります。

MagSafeで吸着したまま持ち歩いても、手に収まる厚みで持ちやすいです。

背面のカメラにも干渉せず、装着したままでも写真やビデオの撮影が可能です。

MagSafeの磁力は十分で、吸着したモバイルバッテリーを持って軽く振ってもiPhoneが落下することはありませんでした。

AirPods Pro3の充電ケースは、アラミド繊維製のケースを装着していても、MagSafeの効果で充電位置が安定し、位置がズレることなくワイヤレス充電ができました。

発熱が気になる時にはセーフティーモード

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」のワイヤレス充電モードは、側面のボタンで簡単に変更できます。

充電中にボタンを長押し(約3秒)して、最大出力25ワットの「ハイパフォーマンスモード」と最大出力を7.5ワットに制限して発熱を抑制する「セーフティーモード」、そしてイヤホンなどの小型デバイス向けの「低電流モード」(有線のみ)を切り替えられます。

モバイルバッテリーの残量も、側面のボタンを押して白のLED点灯数でチェックできます。

  • 4つ点灯:75%〜100%
  • 3つ点灯:50%〜74%
  • 2つ点灯:25%〜49%
  • 1つ点灯:0%〜24%

充電速度と発熱をチェック!

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」の、2モードのワイヤレス充電と有線充電で、バッテリー残量20%のiPhone16 Proを30分間充電して、充電速度と発熱を測定してみました。

測定条件は以下のとおりです。

  • 室温はエアコンで20度に設定。
  • モバイルバッテリーはフル充電、充電後から5分間以上放置してから測定。
  • iPhone16 Proのバッテリー容量は新品比93%。
  • iPhone16 Proはバッテリー残量20%、iPhoneの充電制御機能、機内モードなどはオフ。
  • iPhone16 Proは画面を下にして発泡スチロールの上に置き、充電残量チェック時に持ち上げて測定。
  • 1分ごとに、バッテリー残量を確認するためiPhoneの画面をタップし、モバイルバッテリーのLEDランプ周辺の温度を測定。

ハイパフォーマンスモード

最大出力25ワットのハイパフォーマンスモードでは、30分間でiPhone16 Proのバッテリーを20%→53%まで充電できました。

表面温度の変化は、充電開始から23分後にプラス11.9度(35.8度)を記録したのが最大でした。「少し温かいな」という程度であり、「熱い」というほどの発熱ではありません。

充電開始から14分後あたりから表面温度が35度台に抑えられているのは、発熱抑制機能NovaSafetyの効果と考えられます。

セーフティーモード

最大出力7.5ワットのセーフティーモードでは、30分間でiPhone16 Proのバッテリーを20%→42%まで充電できました。

表面温度はじわじわと上昇するものの、充電開始30分後にプラス7.4度(31.6度)までしか上昇しませんでした。手で触れてもほんのり温かさを感じる程度で、発熱はかなり控えめです。

ただ、高出力が売りの「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」をセーフティーモードで常用するのは、宝の持ち腐れ感があってもったいないので、発熱を抑えたい場合にピンポイントで使うのが良さそうです。

有線充電

付属品のUSB-Cケーブルで有線充電(最大出力30ワット)した状態で、iPhoneの背面に吸着し測定しました。

最大出力30ワットの有線充電では、充電開始直後からハイペースで充電が進み、30分間でiPhone16 Proのバッテリーを20%→69%まで充電できました。

低電力モードへの切り替え案内が出る危機的水準から、当面は安心できそうなレベルまで回復できた印象です。

表面温度は、充電開始23分後にプラス10.4度(35.3度)を記録したのが最大でした。充電は進んでも、表面温度は35度前後と、少し温かく感じる程度の発熱に抑えられています。

測定結果:ワイヤレスでも高速、高速でも発熱を抑制

3パターンの測定結果をまとめたのが以下の表です。

ワイヤレス充電(ハイパフォーマンスモード)ワイヤレス充電(セーフティーモード)有線充電
30分間の充電量20%→53%20%→42%20%→69%
最大発熱+11.9度(35.8度)+7.4度(31.6度)+10.4度(35.3度)
モバイルバッテリー残量50%〜74%75%〜100%50%〜74%

30分間の充電による比較結果としては、以下の3点です。

  • 有線充電がとにかく高速
  • ハイパフォーマンスモードは高速ながら発熱も抑制
  • セーフティーモードは発熱を抑えたい場合に有効

まとめ:ワイヤレスでも充電速度を妥協しない

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.2 8K」は、ワイヤレス充電でも高速な充電速度と、薄さと容量のバランスが取れたモバイルバッテリーだと感じました。

特に、以下の方にお勧めできると思います。

  • 5,000mAhでは容量に少し不安を感じる方
  • 10,000mAhだと重くて持ち運びが不便だと感じる方
  • ワイヤレス充電でも高速充電したい方
  • 発熱を抑えながらワイヤレス充電したい方

特に、ワイヤレス充電で最大25ワットの高速充電と、発熱抑制できるモードを簡単に切り替えられるのは大きな魅力です。

筆者が実際に使っての印象としては、通常はハイパフォーマンスモード(25ワット)で使い、急いで充電したいときは有線(30ワット)、夏の外出中など発熱が気になる場面ではセーフティーモード(7.5ワット)に切り替える、という使い分けが便利さと安全性を両立できるように感じました。

参照:CIO, Amazon

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