【レビュー】CIO Polaris CUBE DESKが給電モニタ搭載で便利

CIOの、USB-C端子とUSB-A端子およびコンセント口を搭載する電源タップ、「Polaris CUBE DESK」を試用する機会を得ましたので、レビューをお届けします。

Polaris CUBE DESKは、USB端子毎の消費電力がわかるスクリーンを搭載しています。本製品は2024年8月31日時点でAmazonでセール販売が行われており、税込4,980円で購入可能です。

iPhone16 ProのMagSafeワイヤレス充電速度確認に便利そう

筆者は来月発売されると噂のiPhone16 Proを購入予定ですが、MagSafeワイヤレス充電が20Wに対応し、ワイヤレス充電速度が高速化されるとの噂があります。

Polaris CUBE DESKはUSB端子毎の消費電力がわかるスクリーンを搭載しているため、iPhone16 Pro購入後のMagSafe充電時にMagSafe充電パッドを装着したUSB-C端子にて、消費電力を確認するのが容易になると期待しています。

今回、CIOからサンプルを提供いただき試用した結果、HyperJuice 87W USB-C チャージャー(HJ-PD87)を置き換えることにし、およそ1カ月使っています。

同梱品を確認〜地味に便利な可動式電源プラグ採用

Polaris CUBE DESKのパッケージには、本体、電源ケーブル、取扱説明書、小冊子類が同梱されています。

電源プラグの違いによるケーブル取り回しの自由度

目立たないながら使い勝手の向上に役立つと評価するのが、電源ケーブル先端のプラグが可動式であることです。

可動式であることで、コンセントにさした際に上下にケーブルを向けることができ、壁などに沿わせてケーブルを引き回すのが容易になります。

HJ-PD87の電源ケーブルのプラグは可動式ではないため、コンセントから上側にケーブルが立ち上がっていました。

可動式プラグなら倒して低く抑えることができるため、ケーブルに負担がかかりにくくなります。

スクリーンに端子毎の消費電力(W/V/A)を表示

Polaris CUBE DESKのUSB端子に各種充電ケーブルを接続すると、正面に搭載されたスクリーンに消費電力が表示されます。

このスクリーンを活かして、iPhone16 ProのMagSafe充電が高速化されているのが確認できるようになると期待しています。

高負荷でも目立った発熱なし

Polaris CUBE DESKに、iPad Pro(M4)充電用のUSB-Cケーブル、HomePod mini、Apple Watch磁気充電ドック(USB-A端子)を接続、天面のコンセント口に湿度調整機構付きカメラ保管庫のACアダプタを接続して1カ月使用しています。

現時点で、充電の負荷が変化しても本体が発熱して熱くなることはありません。

今後のバリエーション増加にも期待

HJ-PD87と比べて最大出力が87Wから67Wに低下しましたが、消費電力が大きなデバイスをもともと接続していなかったことから、充電速度が遅くなったなどの不便さも感じていません。

ただし、筆者の環境のように壁に寄せて使用する場合、スクリーンを正面に向けるためには電源ケーブルとUSB端子に接続した各種ケーブルを手前側に取り回すためのスペースが必要です。

テーブルの奥に設置して手前側にケーブルを伸ばしている環境では問題になりませんが、筆者のような環境ではスクリーンの左側に各種USB端子、右側に電源ケーブル端子があれば壁に寄せられるようになるので、よりスッキリと設置することが可能です。

もっとも、常にスクリーンを見る必要はないので、現在はケーブルの向きがHJ-PD87使用時と同じように横になるよう、スクリーンも左側に向けています。

CIOは、NovaPort TRIOシリーズのように端子の種類が数の異なる複数のバリエーションを展開していますので、Polaris CUBEシリーズでも上記の点を変更した製品、最大出力を増やした製品が将来的に発売されることを期待します。

製品ページ:電源タップ/CIO, Amazonのセール販売ページ

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