ソフトバンクのガチョウと金の卵プレゼンが海外でミームに

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ソフトバンクグループは2026年6月24日、第46回定時株主総会を開催しました。その際、孫正義代表取締役会長兼社長執行役員は、ソフトバンクの真の価値がいかに正しく評価されてこなかったかを表現するため、ガチョウと金の卵を使ったスライド資料を使用しました。これが海外で大きな話題となっており、「嘘だと思ったら本当だった」ミーム化しています。

金の卵とガチョウのスライドとは?

ソフトバンクの定時株主総会のスライド資料の中で、海外で大きく取り上げられているのは、ガチョウと金の卵の関係性を示した一連のスライドです。

孫氏は、2010年時点でソフトバンクの保有株式の評価額が5兆円、純負債が2兆円であり、これを差し引いた純資産価値(NAV)が3兆円だったのに対し、2026年には74兆円にまで達したことを説明しました。

そのうえで孫氏は、「卵が卵を産むわけではない」と述べ、金の卵の背後には必ずガチョウがいるとして、ガチョウの存在の重要性を強調しました。

孫氏は1兆円の価値を金の卵1つにたとえ、金の卵3個が16年間で74個に増えたことを示すスライドを提示しました。さらに、これからの次の16年間で金の卵の数が1,000個、すなわち価値が1,000兆円まで伸びるとの強気の見方を示しました。

英語版のリンクが本物であることの証明として幅広くシェア

一見すると本物かどうか疑いたくなるような、ソフトバンクのガチョウと金の卵のプレゼン資料ですが、海外では本物であることを証明するため、ソフトバンクのWebサイト上でホストされているPDF資料のリンクが幅広くシェアされています。

リンクをクリックした人からは、「まさか本当だとは思わなかった」と驚きの声が上がっています。

特に、ガチョウの中が金の卵の製造機になっているスライドと、ガチョウが1,000個の金の卵を産んだときのスライドが、中でも最も注目を集めているようです。

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ソフトバンクはASIが価値の源になると強調

ソフトバンクは、同社が金の卵の生産工場のようになることの裏付けとして、グループがASI(Artificial Super Intelligence、超知性)のプラットフォーマー、すなわち社会基盤になっていくことを挙げています。

ソフトバンクによれば、ASIを使用することで、人間1人あたりが1,000人分の仕事を同時に行えるようになり、「スーパーホワイトカラー」という新たな労働者像が立ち上がってくるとのことです。

なお、孫氏は過去にもガチョウの比喩を用いて、ソフトバンクの投資先企業が生み出す価値を説明していました。今回のスライドは、その比喩をさらに視覚的かつ誇張した形で示したものといえます。

そのため、海外で話題になっているのは単にスライドの見た目が奇抜だったからだけではなく、ソフトバンクが自社の企業価値をどのように説明し、将来の成長をどれほど強気に見ているのかが、非常にわかりやすい形で表現されていたからとも考えられます。

国内投資家にとってはNAVディスカウントの説明でもある

日本の個人投資家や株主にとって、このプレゼンは単なる奇抜なスライドではなく、ソフトバンクグループの株価が純資産価値(NAV)に対して割安に評価されているという、孫氏の長年の主張を視覚的に示したものといえます。

海外ではガチョウと金の卵のインパクトが先行してミーム化していますが、国内投資家にとっては、OpenAIArmなどAI関連資産の将来価値をどこまで信じられるか、そして市場がその価値をいつ株価に織り込むのかが、今後の注目点になりそうです。

Photo: ソフトバンク

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