Samsungは、縦に折りたたむスマートフォンの廉価版であるGalaxy Z Flip7 FEと、同社初の3つ折りスマートフォンであるGalaxy G Foldの発売時期を2025年第4四半期(10月〜12月)まで延期するとの予想を、韓国メディアThe Bellがその理由とともに伝えています。
3つ折りスマホと最廉価モデルで注目集める戦略?
The Bellによれば、Samsungは3つ折りスマートフォンとして先行するHuawei Mate XTに対抗し注目度を高めるため、Galaxy G FoldとGalaxy Z Flip7 FEの同時発表を計画しているとのことです。
Galaxy G FoldはGalaxy Z Fold7よりも高額となる見込みですが、一方、Galaxy Z Flip7 FEは10万円弱になるとの噂もあり、両モデルの同時発表となればアーリーアダプタおよび価格面で折りたたみスマートフォンを模様眺めしているユーザーのいずれからも注目されるでしょう。
Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7は7月か8月の発表と噂
それに先立ち、Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7は2025年7月か8月の発表に向けてすでに量産が開始されている模様です。
また、発表は来年以降と考えられていますが、Samsungは巻取り式ディスプレイ搭載スマートフォンも開発中です。
Samsung Displayの業績は折りたたみiPhoneで躍進見込み
折りたたみAndroidスマートフォンでは中国勢との競争が激化しているSamsungおよびGalaxy Zシリーズ向けディスプレイを供給するSamsung Displayですが、Samsung Displayの業績は2026年に好転すると予想されています。
Samsung Displayは折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイを独占供給する見通しで、折りたたみiPhoneは発売初年度から他モデルを圧倒する出荷台数を実現すると噂されているためです。
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