複数のリーカーによると、今年の後半にIRカメラ搭載のAirPodsが登場する可能性が高いようです。名称は「AirPods Ultra」と考えられています。現行モデルとの立ち位置や、実際にどんな使い方ができるのかを検証してみました。
AirPods Ultraの発売時期は2026年内が濃厚か
AirPods Ultraの発売時期は2026年内と言われています。
2027年初頭の発売との声もありましたが、iPhone UltraやMacBook Ultraの発売と合わせてリリースされるのではといった意見が濃厚です。現行のAirPodsやAirPods Proとは異なるシリーズのUltraは、イノベーションを求めている層を中心に注目を集めています。
AirPods Ultraの特徴と価格
AirPods Ultraに期待されている特徴は次のとおりです。
- 次世代チップ:H3と噂
- IRカメラ:環境認識とAI連携
- ジェスチャーコントロール
このような進化により、Apple IntelligenceやApple Vision Proとの連携を強化できる可能性が出ています。
今までの「イヤホン性能としての進化」だけでなく、高性能なコンピューターを搭載したデバイスとしての立ち位置が見えてきました。
AirPods Ultraと現行モデルの比較
現在販売されている最新のAirPodsシリーズと、AirPods Ultraの予想スペックを比較してみます。
| 項目 | AirPods Pro 3 | AirPods 4 (ANC) | AirPods Max 2 | AirPods Ultra (予想) |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 39,800円 | 29,800円 | 89,800円 | 約45,000〜55,000円(推定) |
| ANC | 最大4倍 (初代Pro比) | 搭載 | 最大1.5倍 (初代Max比) | Pro以上の可能性(強化予想) |
| 心拍数センサー | (搭載継続の可能性) | |||
| コントロール | タッチ操作 | 感圧センサー | Digital Crown+ボタン | ジェスチャー操作(IRカメラ) |
AirPods Ultraの価格は、約45,000〜55,000円になると予想されています。値上げについては、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏も「高級路線を進むだろう」と発言していました。AirPods、AirPods Pro、AirPods Maxに加えてUltraが登場すれば、より幅広い層にリーチできるでしょう。
Whether or not these are actually named Ultra the reality is clear: Apple is about to go even more upmarket with the next AirPods, MacBook and iPhone lines. They are hitting more and more price points, reaching more types of consumers. https://t.co/eg7qpxixFP
— Mark Gurman (@markgurman) March 8, 2026
AirPods Pro3の心拍数センサーを引き継ぎながら、IRカメラを活用したジェスチャーコントロールを新たに搭載する点が、最大の差別化ポイントと言えるでしょう。
ポイントは、Ultraは必ずしもMaxより上位ではないことです。あくまでも最先端で革新的な技術が詰まった新しいブランドというポジションと言われています。
AirPods Ultraの登場でどのような変化が起こるのか
AirPods Ultraに噂通りの機能が搭載された場合、具体的にどのようなシーンで活躍するのか考察します。
IRカメラとAIの連携によって、以下のような未来が実現するかもしれません。
| 期待できる機能 | 機能の詳細 |
|---|---|
| 会話相手の声をより正確に拾う | 目の前に複数の人がいた場合も、IRカメラとマイク、AIによる顔の向きの認識で話者を特定し、声をブーストする |
| 地図アプリの案内精度の向上 | 「右側の階段を登ってください」と伝えたり、空港内でのリアルタイムな道案内が可能になる |
| SiriやApple Intelligenceとの連携強化 | iPhoneをポケットに入れたまま周囲の状況が補助的に理解できるようになる |
| フィットネスとヘルスケアの進化 | ジョギング中に周囲の安全性を確認できる「心拍数が高すぎるのでペースを落としてください」のようなコーチングが可能になる |
新しい技術が搭載されることにより、イヤホンとしてではなく、新たなウェアラブルデバイスとしての活用方法も考えられます。スマートグラスに近いものの、画面を増やさずに音声でAIを取り入れる点がポイントです。
AirPods Ultraのリリースによって、生活の質が変わるようなアプリの登場なども考えられるでしょう。
AirPods Ultraの懸念点
AirPods Ultraは小型かつ高性能が故に、バッテリーの持ちや発熱を心配する声もあるようです。H3チップが搭載されてIRカメラが作動している状態では、どうしても消費電力が高くなるでしょう。
また、システムを一新することでリリース当初は不具合も考えられます。ANCの精度を向上させたAirPods Pro3も、一部のユーザーから時間経過による音質の劣化や、ノイズの増大などが報告されています。販売価格も上がる予定のAirPods Ultraでは、よりシビアな動作チェックが必要になるでしょう。
2026年は「Ultra」のリリースラッシュになるか
2026年後半は、複数の「Ultra」製品が登場すると言われています。
折りたたみ式のiPhone UltraやOLEDディスプレイ搭載のMacBook Ultra、さらに進化を遂げたApple Watch Ultra4などもリリースされる見込みです。UltraシリーズがAppleの新たな主役になるのか、今後の製品戦略とユーザー体験の進化に注目が集まります。
