2018年春、低価格iPadが発売!?現在より1万円弱安くなる可能性も

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    Appleが2018年に、現在よりも低価格の9.7インチのiPadを発売する、とサプライヤーの動向に詳しい台湾メディアDigiTimesが報じています。価格は現在よりも1万円近く安くなる可能性もあります。

    2018年春、iPadが3万円を切る?

    2017年3月、Appleは9.7インチのiPadを37,800円(32GB、Wi-Fiモデル)からと、思い切った低価格に設定しました。
     
    DigiTimesがサプライチェーン関係者から得た情報では、Appleが2018年第2四半期(4〜6月)に発売するエントリーモデルのiPadの価格は259ドル(約29,200円)になる、とのことです。
     
    日本での販売価格が37,800円のモデルが、アメリカでは329ドルで販売されていることから、同じレート(1ドル=約114.9円)で価格設定された場合の販売価格は約29,800円となり、3万円を切る可能性もあります。
     
    Appleとしては、iPadよりも低価格で販売されているAmazonやSamsung、Huawei、Lenovoといったメーカーの市場を取り込みたい意図があると見られます。

    低価格モデルでiPadの市場拡大を狙う

    iPadをはじめとするタブレット市場は、この数年間、頭打ち状態が続いています。しかし、Appleが11月初めに発表した四半期決算で、iPadシリーズの販売台数は1,030万台と、前年同期を約100万台上回りました。
     
    台数が伸びた理由は、6月の新型iPad Pro投入の効果も考えられますが、2017年3月に投入した低価格版iPadによって、価格に敏感な消費者を取り込み、新たな市場を開拓できたことも大きいでしょう。
     
    2018年のiPadはiPhone Xのようなベゼルレスデザインになり、Face IDを搭載すると予測されています。
     
    今回報じられている低価格iPadの画面サイズが、iPad Proの10.5インチではなく、9.7インチであることから、高価格帯のiPad Proにはベゼルレスデザインが採用され、低価格帯のモデルでは現在のデザインが踏襲される可能性もあります。

     
     
    Source:DigiTimes
    (hato)

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