Appleは現地時間8日、母の日を祝う新たなコマーシャルを公式YouTubeチャンネルで公開しました。内容は、新生児の1年間の成長をiPhoneで空間ビデオとして記録・編集し、母親にVision Proを通じて体験してもらうというものです。
空間ビデオとVision Proの組み合わせはやはり強力
Appleが公開した『母のためのギフト | iPhoneで空間ビデオ撮影 | Apple Vision Proで体験(A Gift for Mom | Shot on iPhone in Spatial Video | Experienced on Apple Vision Pro)』では、サムとクーランという2人の両親が、空間ビデオ対応のiPhoneを使い、生まれたばかりの息子を撮影しています。
撮影期間は1年間となっています。サムは、その映像を編集し、Apple Vision Pro上でクーランに見せる準備をします。
動画では、クーランがVision Proを通して涙を流すシーンが印象的で、空間ビデオとVision Proが生み出す没入型メディア体験の力強さが伝わってきます。
空間ビデオの撮影に必要なものとは?
空間ビデオは、以下のデバイスで撮影可能です:
- iPhone16、iPhone16 Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Max(iOS18以降)
- iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max(iOS18.1以降)
Appleによると、空間ビデオを撮影する際に重要なポイントは以下の3点です:
- iPhoneを安定させ、水平に保つこと
- 被写体との距離は約90〜240センチメートル
- 均一で明るい照明を使用すること
Source: MacRumors
Photo: Apple/YouTube