2017年めどにアップルもUSB Type-C採用か―スイスの規格統一案に賛同
2017年に電気製品の充電コネクタの規格を統一するプロジェクトをスイスが発案し、アップルが認可していたことが分かりました。もしアップルが従うとなれば、2017年前後でiPhoneなどのアップル製品に、Lightningコネクタではなく、USB Type-Cコネクタが採用されることとなります。
規格統一へ向けてスイスが名乗り
スマートフォンが出現する以前、携帯市場はノキアやエリクソンなどが占めていましたが、それぞれが独自の規格で充電コネクターを出しており、形状は全くと言っていいほど統一されていませんでした。当時に比べれば、現在はかなり統一されてはいるものの、それでもmicroUSBとLightningコネクタで二分されています。
しかし、永世中立国として有名なスイスが新たに、環境保護の観点から2017年に電気製品における充電コネクタの規格を統一してしまおうというプロジェクトを掲げたとなれば話は別です。同国は、面積こそ大きくはないものの、赤十字やオリンピック委員会、世界保健機関(WHO、国際通貨基金(IMF)など、名だたる国際組織が本部を置くなど、その影響力は抜群です。事実、アップルも早速同国の発案を認めたことが分かりました。
世界的に高まるUSB Type-Cへの機運
選ばれる充電コネクタが具体的にどのようなものになるかは明らかとされていませんが、USB Type-Cになる公算が高いでしょう。
アップルはLightningコネクタを廃止することになりますが、すでにMacBookにも同規格に準拠したポートが搭載されているほか、iPhone7もLightningではなくUSB Type-Cが採用されるとの観測も出ています。また、EUも2017年を目処に統一規格の採用を促す方針を可決しており、世界的に統一の機運が高まっている状況です。
Source:威锋网
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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