2015年12月23日 18時42分
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アップル新キャンパス、中国ソフトウェアパークの模倣?アップル側は苦笑
アップルが建造中の新キャンパスが、中国の山東省済南市にある斉魯ソフトウェアパークにそっくりだとして話題になり、アップルすら巻き込む事態となっています。
アップル責任者まで苦言
中国メディア济南时报によれば、アップルの新キャンパスが斉魯ソフトウェアパークの「剽窃」ではないかとして話題になったのは、済南市地方税務局職員を名乗る人物が中国SNSの微博で、「公開されたアップルの新しい本部建物は、宇宙飛行船のようだと言うものもいるが、私にはどうみても斉魯ソフトウェアパークにしか思えない」と比較画像を投稿したのがきっかけです。

建設中のアップル新キャンパス

斉魯ソフトウェアパーク
瞬く間に画像は広まり、最終的にはアップルの中華圏部門の責任者までが、同じ円形だからといって模倣したと非難するのはお笑い種だとし、「円形の建物は全て模倣なのか?」と鋭い突っ込みを入れる事態にまで発展しています。
また、中国の建築専門家も「外見が似ているといって、内部構造が似ているとは限らない」とし、早急な判断に釘を刺しています。
斉魯ソフトウェアパークは15年前に完成し、20万平方メートル、1万人の従業員を収容出来ます。一方、アップルの新キャンパスは26万平方メートルで、1万2,000人が収容可能となっており、規模の面でも似通っているだけに、いかにジョークとはいえ、これまで話題にならなかったことの方が不思議とも言えますね。
Source:新浪科技
(kihachi)