2015年12月23日 17時06分
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KDDI、複数機器を同時にワイヤレス給電できるシステムを開発!ただし・・・
KDDIは、米Ossiaとともに家庭やオフィス内に点在する複数の機器を同時に給電できるワイヤレス給電技術「Cota」の実用化を目指し、ワイヤレス給電システムを共同開発したと発表しました。ニュースメディア『CNET』が伝えています。
10m離れて充電可能、ただし・・・
KDDIは1月に、半径10メートルまでにある機器を、1台のトランスミッターでワイヤレスに充電できる技術を有する米Ossiaへの出資を発表しており、今回その共同研究開発結果が発表された形です。
従来の装着型の電池とは異なり、Wi-FiやBluetoothと同じ周波数帯である2.4GHz帯の無線を用いる電波伝送方式で複数かつ広範囲の給電が可能です。
具体的には、最大約10m離れても、ワイヤレス給電ができる点がポイントですが、残念ながら現状においてはその最大ワット数が1Wとなっており、スマートフォンの充電を行うにはパワー不足です。Iot(Internet of Things)と呼ばれる、各種の小型デバイスがインターネットに接続されるようになる未来を実現する技術として、期待が持てそうです。
Source:CNET
(クロス)
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iPhone Mania編集部
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