サムスン、LGと共存する形でOLEDをアップルに供給見込み―情報筋明らかに
次世代iPhoneにOLEDディスプレイの採用が検討されているとの噂が報じられていますが、新たな情報によれば、サムスンからの同ディスプレイ受注がアップルとの間で本格的に検討されているようです。
LGに続いてサムスンも供給開始か
サプライヤー事情に詳しいニュースサイトDigitimesによれば、アップルは現状のLGに加え、サムスンへもOLEDディスプレイの受注を行うことを検討中であることが分かりました。LGは現在、Apple Watchを対象とし、同ディスプレイの独占的な供給をアップルに行っています。
しかし、サムスンが2016年度より新たに投資を行う製造ラインでは、LGよりも低コストで、かつ月に15,000枚を生産出来るようになるため、アップルがOLEDディスプレイの新たな受注先として、サムスンを選ぶことも吝かではないとのことです。
事実、10月にもアップルがサムスンからOLEDディスプレイのサンプルを受け取ったことが明らかになったほか、11月末には本格的な話し合いが開始されたことも伝えられていました。
「OLED元年」は間近に迫っている
サムスンのOLEDディスプレイが次世代iPhone向けなのか、それともApple WatchにもLGと共存する形で供給されるのかは判明していません。
しかし、iPhoneへの同ディスプレイ搭載が現実味を帯びてきているということは、OELDディスプレイ最大の欠点であった歩留まりの悪さが解決する見通しが立っていることが推測されます。そうであれば、一気にAndroid端末もOLEDディスプレイへと様変わりする可能性が高いと言えます。
スマートフォンの「OLED元年」は、すぐそこに迫っているのかも知れません。
Source:Digitimes,BGR
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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