2015年12月19日 16時40分

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サムスン、今後は端末性能ではなくソフトウェアで勝負―iOS超えを目指す

samsung galaxy s7


 
2016年には新たな旗艦モデルとして「Galaxy S7」を発売予定のサムスンですが、同社はこのリリースを機会に、ハードウェア性能で勝負する方向性から、のようにUIに力を入れたソフトウェアに力を入れていく方針であることが分かりました。

「ハード」から「ソフト」へ

サムスンの端末と言えば、これまでは他ベンダーの追随を許さないハードウェアの高スペックぶりで話題を集めてきましたが、新たに業界筋が明らかにしたところによれば、同社は「Galaxy S7」をきっかけとして、ソフトウェア主体のスマートフォン作りにポリシーを切り替えていくとのことです。
 
事実、「Galaxy S7」は外見こそ、前モデルの「Galaxy S6」と大きな変化がないとされているものの、SDカードスロットが復活し、同社が開発したウィジェットである「Touch Wiz」にもUI(ユーザー・インターフェイス)、UX(ユーザー・エクスペリエンス)の両面で大きな変更が加えられる予定です。
 
特に「Touch Wiz」に関しては、わざわざグーグルでAndroid OSに携わっていたエンジニアを引き抜いてまで、開発を進めるという気合の入れようです。

最終的にはiOS超えを目指す

以前、「サムスンは5年以内にスマートフォン市場から撤退する」と題された過激な予測をお伝えしましたが、その中ではサムスンがAndroid市場で生き残る戦略の1つとして、自社が独自開発したOSのTizenに望みを託している実情が挙げられていました。
 
そのことを考えれば、独自性を打ち出すというサムスンの戦略は理に適っていると言えるでしょう。なお、今回のポリシーチェンジをもって、最終的にはiOS超えを目指すようです。
 
数年後には、ハードウェアの性能のみならず、使いやすいからサムスンを選ぶといった体験が、ユーザーにとって可能になる日が訪れるのかも知れませんね。
 
 
Source:G for Games,IT之家
(kihachi)

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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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