スマホで音声認識&文字変換するコミュニケーション支援アプリ、ソフトバンクが公開
ソフトバンクは、スマートフォンで音声を認識し、文字に変換するアプリ「こえ文字トーク」を12月18日から提供開始しました。iPhone版、Android版ともに無料で、ソフトバンク契約者でなくても利用可能です。
スマホで音声認識、聴覚障がい者のコミュニケーション支援アプリ
「こえ文字トーク」は、iPhoneなどのスマートフォンで聴覚に障がいのある方のコミュニケーションを支援する目的で提供されています。
二者間のコミュニケーションに使える「1対1でトーク」機能、最大8名でチャット感覚でのトークができる「グループでトーク」機能(iPhone はBluetooth、AndroidはWi-Fi接続が必要)で、聴覚に障がいを持つ方も、円滑なコミュニケーションが可能となります。
スマートフォンに接続したイヤホンで周囲の音を増幅できる「音量を増幅」機能(iPhone版360円、Android版324円のアプリ内課金が必要)を使うと、軽度の聞き取りにくさをサポートする補聴器代わりに活用できます。
ディープラーニング導入の音声認識エンジンを採用
「こえ文字トーク」には、ヤフーが開発した音声認識エンジン「YJVOICE(ワイジェイボイス)」が使われています。「YJVOICE」は2013年8月から運用を開始しており、2015年5月には人工知能技術「ディープラーニング」が導入されています。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
昨年にはゲーム感覚で手話が学べるアプリも公開
ソフトバンクは、2014年2月にはゲームで手話を学ぶことのできる無料アプリ「ゲームで学べる手話辞典」を公開し、東京都聴覚障害者総合支援機構 東京都聴覚障害者連盟から推薦を受けています。
Source:ソフトバンク
(hato)
iPhone Mania編集部
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