シリア難民のキャンプに突如「スティーブ・ジョブズ」が現れる
シリア難民キャンプの壁に、突如スティーブ・ジョブズ氏の「落書き」が登場し、世界中で関心の的となっています。
難民が国に多大な貢献をすることだってある
この「落書き」を描いたのは、世界的に有名なグラフィティ・アーティストのBansky氏です。移民してきた人物がその国に対して多大な貢献をする場合もあるとして、スティーブ・ジョブズ氏をシリア難民のアイコンとして活用することを決めたそうです。
厳密には、スティーブ・ジョブズ氏はシリア移民の子供であり、彼が直接アメリカに移民してきたわけではありませんが、それでも、移民受け入れ政策の是非を考えるうえで、彼の存在は大きくメッセージ性を帯びています。唯一残念なのは、絵の中で彼が持っているMacintoshが、実際に発売されたものとは似ても似つかないことですが……。
「シリア難民の星」として
スティーブ・ジョブズ氏が「シリア難民の星」として注目を浴びるのは、今回が初めてではなく、以前にも「シリア移民の子供」と題されたジョブズ氏の画像がTwitter上で大きな反響を呼び、15,000以上のリツイートがなされるという出来事がありました。
なお、現アップルCEOであるティム・クック氏も、「今日、我々の国でも何人かが、罪のない男性や女性、保護を求める子どもたちを追い払おうとしている」と語るなど、難民の受け入れを拒絶しようとする政策のあり方に疑問を呈しています。
Source:9to5mac
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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