ウォルマート、アップルに対抗して独自決済システム「Walmart Pay」発表
世界最大のスーパーマーケットチェーンWalmartが9日、QRコードによる独自決済システム「Walmart Pay」を導入するつもりであることを明らかにしました。Apple Payに対抗する動きと見られています。
QRコード読み取りでApple Payに対抗
おサイフケータイやApple Payでお馴染みの近距離無線通信技術「NFC」を用いた読み取りシステムとは異なり、Walmartが新たに決済システムとして打ち出す「Walmart Pay」は、ウォルマートの公式アプリからQRコードを読み取って決済を行うシステムです。
大手クレジットカードやデビッドカード、そしてWalmartのギフトカードなど、あらかたのカードに対応することが発表されているだけに、世界最大の同ストアの決済システムとして、大きな影響力を持つことは言うまでもないでしょう。
同社は毎月2,200万人のiOSとAndroidユーザーが「Walmart Pay」で決済することを見込んでおり、2016年上半期中に全米の4,600店舗でサービスを開始する予定です。
グーグルとアップルで決済市場を独占してしまうかと思いきや、意外とアメリカもかつての日本のように、有象無象の独自決済システムが乱立する様相を呈して来ましたね。
なお、QRコードの決済システムと言えば、中国Alibabaが手掛けるAlipayが有名で、日本でもリクルート主導で12月1日より「Airレジ」という名称にて、訪日外国人旅行者を中心としたサービスが開始されています。
Source:Apple Insider,Walmart
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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