2015年12月6日 19時49分

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iPhone7は一体どうなる?出ている観測・リーク情報を総まとめ!

iphone7 素材


 
このところ、についてのリーク情報が立て続けに出てきており、にわかに市場が盛り上がりを見せています。そこで1度、次世代iPhoneであるiPhone7が一体どのようなスペックとなるのか、これまで公開されている情報を整理してみました。

薄くなる

ipod touch
 
iPhone7は、従来のiPhoneよりも大幅に薄くなるとされています。アップル製品に詳しいKGI証券の名物アナリストMing Chi-Kuo氏によれば、iPhone7は6.5mmほどとiPod Touch(6.1mm)並の薄さとなるようです。また、この薄さを実現するべく、新たなディスプレイ技術が用いられるとの観測も出ています。ちなみにiPhone6sは7.1mm、6s Plusは7.3mmとなっています。

最大6コアのA10プロセッサ

a10
 
iPhone6sに搭載されているA9プロセッサが2コアであり、また長らくコア数を増やさない方針をアップルが貫いてきたことを思えば、iPhone7のA10プロセッサが最大で6コアになるという話は、眉唾ものかも知れません。
 
しかし、最低でも4コアという観測は主流となりつつあることを考えれば、個々のコアの性能を高めるよりも、コア数で勝負した方がパフォーマンスを容易に出しやすいという原則に、さすがに今回ばかりはアップルも従うとみて良いでしょう。ただし、コア数を増やすと、熱暴走が問題となったSnapdragon810の例をみるまでもなく、発熱や消費電力が増えるというデメリットもあるため、どのように問題を解決してくるかに注目が集まっています。

メモリが3GBに

iphone6s バッテリー
 
iPhone6から6sになる段階で、1GBから2GBへと増加したメモリですが、iPhone7シリーズでは更なるアップグレードが検討されているようです。先述したMing Chi-Kuo氏は、iPhone7が2GB、7 Plusが3GBとして、アップルは差別化を図ってくるのではないかと考えています。
 
これまで、通常版とPlus版の大きな違いはと言えば、ディスプレイのサイズと、カメラの手ぶれ補正機能の有無程度でしたが、今後はより差が体感的に分かるということでしょう。なお、iPhone8シリーズに関してもこの傾向は同様で、8 Plusのみが有機ELディスプレイ搭載となるのではないかとの観測も出ています。

ヘッドホン端子がなくなる

iphone イヤホン
 
国内ニュースサイトであるMacお宝鑑定団のリーク情報として突如出てきた、「iPhone7からヘッドホン端子がなくなり、充電ポートと一体化する」というリーク情報は瞬く間に世界中を駆け巡り、驚きと興奮をもって受け止められました。
 
LightningにするかUSB Type-Cにするかでは情報が分かれているようですが、これだけ浸透しているところをみると、ヘッドホン端子自体が消滅する公算はかなり高いとみていいでしょう。ニュースサイトCult of Macは、「60年間使われ続けていたからといって、3.5mmヘッドホン端子を継続して使うべきだとは思っていない」「アップルは間違った時代を築くような部品を常に取り除いてきた会社の1つ」と、同社の意欲的な試みを賞賛しています。

ベゼルフリー

iPhone7では、ガラス/ガラス技術を用いたタッチスクリーンが採用される見通しです。同タッチスクリーンの特徴は、ディスプレイの端でもタッチ操作が可能という点にあります。このことから一部では、iPhone7は枠のないベゼルフリーのディスプレイとなるのでは、との観測が出ています。似たタイプのスマートフォンとしては、曲面ディスプレイを採用しているGalaxy S6などが挙げられます。

ワイヤレス充電

iphone7
 
次世代iPhoneが噂されるたびに搭載の期待が高まるワイヤレス充電ですが、iPhone7では、いよいよ実現するかも知れません。3D TouchのためにiPhone6sより搭載されているTaptic Engineをワイヤレス充電にも使用できる特許をアップルは取得済であるほか、メタル製ボディを卒業することによっても、ワイヤレス充電が可能となるからです。ただし、メタル製ボディでもワイヤレス充電を可能にする技術は、すでにQualcommによって開発されています。

防水機能

apple 防水 iphone6s iphone7
 
厳密に言えば「耐水機能」と表現するのが適切ですが、iPhone7に防水機能がつくとのリーク情報は、比較的早期に中国から出ています。またiPhone6sにも、水没による故障を抑えるためのシーリングが施されていることが分解によって発覚したことから、次世代iPhoneに防水機能を付与することに対して、アップルは前向きであると考えて良いでしょう。

他にも新機能がたくさん

iphone7
 
先述したUSB Type-Cやワイヤレス充電、防水モデルも含め、アップルが5つのプロトタイプを製造していることは、既にお伝えしたとおりです。他にもデュアルカメラの搭載や、1度に複数の感圧を検出したり、Touch IDセンサーではなくディスプレイ上で指紋を認識できたりする技術についても、同社は実装を計画しているようです。

発表日

これまでの慣例に従うならば、2016年9月下旬と考えるのが適切ですが、iPhone7については夏の発売となる可能性が指摘されています。iPhone4s以前のモデルが6-7月に発売されていることを考えれば驚くことではないかも知れませんが、iPhone5cの後継機とされる4インチiPhoneの名称がiPhone6cではなく「iPhone7c」になるというリーク情報が出ていることを考えれば(2-6月頃に発売されるとされている)、同時に発売されることが予想されるだけに、十分に前倒しとなる可能性もあるでしょう。
 
 
Source:IBT,iFixit,Cult of Mac,WCCF TECH
(kihachi)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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