2015年12月2日 12時58分
読了まで 約 1分53秒
Wi-Fiの遅さ、クリスマスのイルミネーションが原因かも?
ホリデイシーズンになると、急にWi-Fiの速度が遅くなる――そんな風に感じている方はいないでしょうか。イギリスの通信監視機関によれば、実はその原因は、クリスマスのイルミネーションかも知れません。
クリスマスが近づくとISPへの苦情が急増
近年は日本でも、自宅をクリスマスライトで飾り付けする家庭が増えています。家の外までライトアップしなくても、クリスマスツリーにライトをつけるのはどこの家庭でも行っているでしょう。
イギリスの通信監視期間Ofcomによると、毎年クリスマスが近づくと、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)に対し通信速度の遅さを訴える苦情が急増しますが、その原因はISPではなく、クリスマスのライトにあるとのことです。
あらゆる電子機器がWi-Fi信号の障害となることは、ご存じの方も多いでしょう。電子レンジ、コードレス電話、Bluetooth端末、ワイヤレスゲーム機器にいたるありとあらゆる電子機器が、Wi-Fi速度を低下させる原因となります。しかしクリスマスツリーなどに飾る小さなチカチカ光るライトが、Wi-Fi速度に影響すると知っている人は少ないのではないでしょうか。
まずはツリーからルーターを遠ざけよう
クリスマスライトによるWi-Fi問題を解決方法はいくつかありますが、一番簡単なのはクリスマスツリーなどライトを飾ったものからルーターを遠ざけること。あるいはWi-Fiルーターのチャンネルを切り替える、5GHz帯(Wi-Fi以外で使用されることが少ない電波帯域であるため、電波干渉が起きにくい)で動作する新しいルーターを購入するといった方法もあります。
Source:Cult of Mac
Photo:Taryn/Flickr CC
(lunatic)