2015年11月24日 19時56分

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【体験レポ】Xiaomiの公式ストア「小米之家」に行ってきた!in台湾

xiaomi 小米之家 台湾


 
実売店舗を持たず、インターネットを中心にスマートフォンの販売を手掛けているとされるXiaomiですが、実は中国圏を中心として公式ストア「小米之家」が複数存在します。これまでは中国本土に限られていましたが、2015年8月に台湾の台北にもオープンしたことを受け、筆者もさっそく足を運んできました。

日本人の姿もチラホラ!


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地下鉄(MRT)の行天宮駅3番出口の目の前に、Xiaomiの公式ストア「小米之家」は存在します。ビルの2Fに位置しているため、薄暗い階段を昇っていかなければなりませんが、ストアの入ったビルやフロアには大きくロゴが掲げてあるため、遠目からでもすぐに分かります。
 
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開店当初は行列も出来ていたそうですが、今回は平日の昼過ぎに行ったため、そこまで客入りは多くない印象を受けました。しかし、筆者も含め日本人の姿もチラホラと見かけ、スタッフとやり取りが英語で交わされているなど、中華圏にとどまらないXiaomiの高い認知度がうかがえました。

脱帽するしかないコストパフォーマンス


Xiaomi最大の魅力は、何といっても端末のコストパフォーマンスの高さに尽きるかと思います。
 
例えば画像の「Mi4i」は、Xiaomiの旗艦モデル「Mi4」の廉価版ですが、5インチのディスプレイはJDI(ジャパンディスプレイ)とSHARP製のFull HD、カメラはSonyとサムスン製で1,300万画素、RAMは2GB、SoCはSnapdragon615のオクタコア1.7GHzと、世間が持つ「中国産」のイメージとは裏腹に、かなりの高スペックです。それでいて、価格は16GB版がわずかに5,999台湾ドル(約2万2,560円)というのですから、驚くほかありません。
 
xiaomi 小米之家 台湾
 
また、これよりさらに安いミッドエンドモデルの「Redmi2」にいたっては、ディスプレイは4.7インチ、カメラが800万画素、SoCはSnapdragon410クアッドコア、メモリは1GB、内蔵ストレージが8GBで、わずか3,299台湾ドル(約1万2,400円)という有様です。聞いたところによると、コストパフォーマンスも相まって、台湾でもかなり人気が高いのだとか。
 
いずれのスマートフォンも、Android5.0ベースのフォークバージョンで、Xiaomiの独自OS「MIUI」を搭載しています。実機を触る前は、結局のところ「Androidらしい」モッサリ具合からは逃れられていないだろうと高を括っていたのですが、恐ろしいまでにスムーズな動きを実現させています。
 
miui xiaomi
 
しばしば、デザインがiOSの模倣とも言われる「MIUI」ですが、レスポンスに限れば、まさにと遜色ないと言っても過言ではありませんでした。また、安価な「Redmi2」では「MIUI」を動かすには荷が重いというレビューも事前に目にしていましたが、触ってみた感覚では、某有名ベンダーの最新Android端末よりも、よほどサクサクとした動きでした。

ファン垂涎のグッズも多数販売


端末以外にも、ウェアラブルである「Mi Band」を始めとして、多種多様なアクセサリがストア内では販売されていましたが、目を引いたのがぬいぐるみです。様々なコスチュームを着た公式マスコットの販売コーナーがストア一角に設けられており、若年層を中心としたファンの形成に大きく力を入れている様子が感じられました。
 
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ほかにも、ソファーでくつろぎながらXiaomiの製品を楽しめるスペースや、フリーWi-Fiが完備されているなど、決して広いとは言えない店舗面積ながら確かな充実ぶりで、まさに店舗名どおり「家」といった感がありました。ガジェット好きの知り合いがいれば、ぜひ台湾のおみやげにいかがでしょうか。
 

 
 
(kihachi)
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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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