モバイル決済Square、Apple Pay対応NFCリーダーを中小店舗に導入
モバイル決済のSquareが、米国内の中小店舗向けに、Apple Payを受け付け可能な小型NFCリーダーを導入すると発表しました。
WWDCで発表、ようやく実現へ
Squareは現地時間23日、米国内の100の中小小売店や飲食店に対し、Apple PayやICチップ搭載カードを受け付け可能なNFCリーダーを導入することを明らかにしました。
Squareは6月に開催されたAppleの世界開発者会議(WWDC)において、Apple Payに対応する新しいNFCリーダーの導入を発表していましたが、ようやく実現した形となります。
小売店や飲食店は、49ドル(約6,000円)で新しいSquareリーダーを入手することが可能です。
Appleによれば、現在Apple Payは米国内においては、マクドナルドやトイザらス、Macy’s、Walgreens、Whole Foodsを含む、100万店以上で利用可能となっています。
激化するモバイル決済システムの覇権争い
しかしこうした全国展開する大手チェーン店だけでなく、地元の店や小さな店舗でも使えることが、モバイル決済システムの成功のカギとなります。AppleはGoogleが推進するAndroid Payや、SamsungのSamsung Payと競合していますが、Squareの新リーダーはこの2つのモバイル決済システムにも対応しています。
またSamsungはSamsung Payについて、従来の「磁気ストライプ」を読み取るターミナルにも対応するという点で、優位に立っていると主張しています。
Source:Square,USA Today
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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