Appleに対抗!MicrosoftがVolvoと提携~自動運転車市場に参入か
MicrosoftがVolvoと提携し、同社のHoloLens技術がVolvoの自動車開発に採用されることが明らかになりました。HoloLensとは、専用ヘッドセットを着用することで、現実空間に重ねて3D映像(ホログラム)を投影することが可能な技術です。
自動車開発プロセスにHoloLens技術を導入
MicrosoftとVolvoは現地時間20日、Volvoが自動車開発プロセスを含む広範囲な分野でMicrosoftのHoloLens技術を採用することを明らかにしました。
MicrosoftとVolvoはHoloLensを自動車の開発プロセスに導入することで、実際に路上走行実験をする前に、さまざまな仮想実験を行うことが可能になるとしています。
両社はまた、カーディーラーにおける購入時にもHoloLensを導入するとしています。購入予定者はHoloLensのホログラムで、購入したい車を『解体』し、エンジンやシャーシ、トランスミッションが動いている様子を見ることができます。またオプションを追加するとどうなるかを、購入前に目の前で確認することが可能となります。
続く大手IT企業の自動車業界への参入
すでに自動運転車の走行実験を行っているGoogle、『Project Titan』の名称で自動運転車の開発を続けていると噂されるApple、そして今回のMicrosoftのVolvoとの提携と、大手IT企業による自動車業界への参入が相次いでいます。
また最近では韓国のLGが、General Motorsの電気自動車『Chevrolet Bolt』に主要部品を提供することを発表しています。
今回のMicrosoftとVolvoの提携発表では、両社が自動運転車の分野で協力するかどうかは明らかにされませんでした。
しかしVolvoが同分野の開発に力を入れていることは間違いなく、つい先日には自動運転車「Concept 26」の内装を公開しています。
Source:Microsoft,NBC
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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