2015年11月19日 17時43分
読了まで 約 1分54秒
中国では結納品としてiPhone6sを要求される?
世界中でカップルの頭を悩ます「結納」問題ですが、これは中国でも同じです。最近でも安徽省霍邱の男性が女性側への結納品、計13万元(約260万円)分を用意できずに飛び降り自殺した事件をきっかけに、社会問題として議論が巻き起こっています。
特に農村地帯の広がる安徽省では、結納の風習がまだまだ色濃く残っており、金のネックレスや指輪、ブレスレットのほか、最近ではiPhoneも結納品として要求されるケースがあるようです。
スマホは結納の「標準装備」
安徽省の淮北市に住む李翔さんは、2015年10月に結婚したばかりですが、とにかく淮北の結婚ルールには参ったと言います。「この2年でどこから来たのか分からないような新ルールが追加されており、結婚にはお決まりのプレゼント以外に、新郎側は新婦に対してその年の最新のiPhoneを買わなければいけないという規則まであった」
さすがに眉唾ものであるうえ、なぜiPhoneなのかと最初は悩んだものの、周りにいる同年代の友達数人に尋ねたところ、皆が口をそろえてスマートフォンは結納品の「標準装備」だと回答したとのことです。
iPhone信仰が強い中国ならでは?
ブランド信仰が強い中国において、アップル製品の人気が特に高いことを考えれば、田舎でiPhoneが贈り物の1つとして数えられるのも不思議ではありません。
これまでも当サイトでは、腎臓を売ってまでiPhone6sを手に入れようとした青年や、iPhoneを買ってくれない母親を叱責する子供とされる画像など、さまざまな中国の「アップルファン」を紹介しています。はたして同国で、iPhone、Apple Watch、iPad、Macを合わせて「4種の神器」となる日も来るのでしょうか。
Source:中国新聞網
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: kihachi の記事一覧