Foxconn、第3四半期は増収増益~売り上げの半分はAppleに依存
Foxconnが第3四半期(7~9月期)の決算を発表、増収増益を計上したことが明らかになりました。
iPhone売り上げ好調で過去最高の売り上げに
Foxconnの第3四半期の純利益は前年同期比11%増の379億台湾ドル(約1,423億円)で、アナリストらの平均予想348億台湾ドルをはるかに上回りました。
売り上げも前年同期比12%増の1兆700億台湾ドル(約4兆180億円)で、平均予想の1兆200億台湾ドルを上回っています。この売り上げは第3四半期としては過去5年間で最高となりました。なお売り上げの半分はAppleからのものであり、iPhoneの売り上げ好調が大きく反映されています。
iPhone6sのデザイン変更がなかったことも売り上げ増に貢献か
同社はiPhone以外にも、ソニーやHP Inc.などの企業向けに、コンピューターやスマートフォン、サーバー、ゲーム機などの製造を行っています。
Foxconnは製品別などのように売り上げの詳細については明らかにしていません。また連結収益には、Xiaomi、Huawei、OnePlus向けにスマートフォンを製造する、同社が65%以上の株式を所有するFIH Mobileの収益も含まれています。
iPhone6s/6s Plusでは昨年のiPhone6/6 Plusから大幅なデザイン変更が行われていないことから、Foxconnは既存の施設や機械によってより効率よくiPhoneの組み立てが行えたはずだとBloombergは分析しています。
Source:Bloomberg
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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