iPad ProはUSB 3.0に対応していることが判明
先日、Apple製品のバラシレポートで著名なiFixitが、新発売となった「iPad Pro」の解体結果を披露しましたが、このレポートの中で「iPad Pro」がUSB 3.0規格に対応していることが明らかになりました。
今後のApple製品でも対応を期待
iFixitが行ったiPad Proの分解レポートにおいて、内部に「Fresco Logic FL1100 4-port USB 3.0コントローラ」が確認されました。これにより、「iPad Pro」はUSB 3.0に対応している可能性が浮上したわけですが、さらに深化した情報としてニュースメディアの『CNET』はAppleの匿名情報筋からの情報として、「iPad Pro」が転送速度に関してもUSB 3.0の規格に対応していることを明らかにしています。
USB 3.0は、これまでのiPhoneやiPadなどに搭載されてきたUSB 2.0という規格と比較すれば最大10倍ほど高速な規格であり、ユーザーの利便性向上という点で今後のApple製品でも対応が期待されます。
USB 3.0対応のLightningケーブルが発売されていない状況
ただし、残念ながら現在のところこの最新の規格に対応したLightningケーブルが発売されておらず、あくまで「iPad Pro」にUSB 3.0に対応するポテンシャルがあると言えるにとどまっています。
今後、Appleやサードパーティから、USB 3.0対応のLightningケーブルが発売されれば、iPad Proは重いデータなどをやり取りする上で非常に優位なデバイスになりえますので、期待したいところです。
Source:MacRumors
(クロス)
iPhone Mania編集部
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