2015年11月14日05:19公開

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Googleの自動運転車、走行速度が遅すぎて警官に止められる

Google_selfdriving


 
Googleの自動運転車が現地時間12日、走行速度があまりにも遅かったため、カリフォルニア州マウンテンビューの本社近くで、白バイ警官に止められました。

35マイル制限道路を25マイルで走行

マウンテンビュー警察がいつものように交通状態を観察していたところ、不自然に速度が落ちている地点が見つかりました。Googleの本社から約2.3マイル離れた交差点です。
 
問題地点に向かった白バイ警官が見つけたのは、ゆっくり走るGoogleの自動運転車でした。制限速度時速35マイル(約56キロ)の地点を、25マイル(約40キロ)で走っていたそうです。
 
とはいえ、35マイル制限の25マイルで走行するのは違反行為ではないので、もちろん違反チケットは切られていません。

すでに120万マイルの走行実験済み

Googleはこれに対し、

「安全上の理由から、プロトタイプ車の速度は時速25マイルに制限している」

と説明しています。
 
また同社は、

「120万マイルの自動運転を行ったが(人間でいうと90年の運転経験に相当)、一度もチケットを切られていないのが自慢だ!」

と記しており、すでに自動運転車で、120万マイル(約193万1,200キロ)もの走行実験を行っていることを明かしています。

 
 
Source:ArsTechnica,Google Self-Driving Car Project
Photo:Aleksandr Milewski
(lunatic)

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著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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