FirefoxのiOS版、ついに正式リリース
Moziilaは12日、iOS版のFirefoxである「Firefox Web ブラウザ」をApp Storeにて公開しました。
かゆいところに手が届く機能が多数搭載
「Firefox Web ブラウザ」の特徴としては、ブラウザで検索する際に、気に入ったいくつかの検索エンジンから複数の推測候補や過去の検索結果が表示される仕様が挙げられます。また、Firefox最大の持ち味であるタブ機能でも、タブそれぞれに番号が振り分けられており、コンテンツをあとから見直したいときでも簡単に見つけられるように工夫されています。
根っからのFirefoxユーザーである筆者が、軽く使ってみた限りでは、特別に「Firefox Web ブラウザ」だけが他のiOSブラウザアプリよりも優れているという印象はありません。
しかし、ポップアップ広告を遮断できるほか、タブをスワイプで気軽に削除できたり、検索エンジンにTwitterが含まれていたりと、かゆいところに手が届く機能が多数搭載されており、ユーザー目線を意識して開発されたことが強く伝わってきました。
一時期は頓挫していたプロジェクト
Windows PCではGoogle Chromeと双璧をなす人気ブラウザであるFireFoxは、長らくiOS版でのリリースが待ち望まれていましたが、アップルがiOS上でMozilla独自のウェブエンジンを使うことを認めていなかったため、プロジェクトが頓挫している状態でした。しかし、新CEOになったことを皮切りに開発が再始動、9月にはリリースが予告されていました。
なおアプリは、iPhoneとiPadの両方に対応しています。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
(kihachi)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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