iFixit、iPad Proの分解レポートを公開~バッテリーはiPad Air2から40%増
分解レポートでおなじみのiFixitが、11日からオンラインで先行発売されたばかりのiPad Proを早速分解し、そのレポートを公開しました。
バッテリー容量はiPad Air2から40%増
iFixitの分解レポートから、過去のiPadとは異なり、iPad Proのロジックボードとサブシステムサーキットボードは、2個の大きなバッテリーに挟まれる形で中央に配置されていることがわかりました。バッテリー容量は38.8Whで、iPad Air2の27.62Whよりも40%増えていることになります。
興味深いのは、iPad Proの4個のスピーカーにフォームが詰められていたことです。これはおそらく、スピーカーの音量を増幅させるためと思われます。
部品が糊付けされているため修理は難しい
ロジックボードにはA9Xプロセッサ、SK Hynixの4GBのRAM、東芝の32GBのNANDフラッシュ、InvenSenseのMP67B 6-axis ジャイロスコープと加速度計、NXP 65V10 NFCコントローラ、NXP Semiconductors LPC11U37 ARM Cortex-M0マイクロコントローラ、Cirrus Logic 338S1213オーディオコーデックが搭載されていました。
iFixitは修理のしやすさという観点で、10点中3点をつけています。バッテリーがロジックボードにはんだ付けされておらず、粘着性のタブによって交換が容易になった一方、フロントパネルがしっかりと結合しているため交換コストがかかること、ありとあらゆる部品が糊付けされていることが、修理面ではマイナスだと評価しています。
Source:AppleInsider,iFixit
(lunatic)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: lunatic の記事一覧