ティム・クックCEO、MicrosoftのSurfaceを「薄っぺらな製品」と酷評
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、MicrosoftのSurface Bookについて「薄っぺらな商品」「大したことがない」と評していたことがわかりました。
アイルランドで6,000人以上を雇用
クックCEOは現地時間11日、アイルランドのトリニティ大学で講演会を行い、アイルランド・コーク州のHollyhill工場拡張計画を明らかにするとともに、iPadや競合するSurface Bookなどについて語りました。アイルランドのIndependentが伝えています。
クックCEOによると、工場拡張によりさらに1,000人を採用し、年内には計6,000人以上を雇用することになるとのことです。
Surfaceは「ノートにもタブレットにもなれない商品」
ライバルであるMicrosoftとの関係は「きわめて良好」としつつ、同社の看板商品であるSurface Bookについては、
「頑張りすぎているわりには大したことをしていない製品だ。タブレットであると同時にノートブックでもあろうとしているが、結局どちらにもなれていない。薄っぺらな製品だ」
と、厳しいコメントを残しています。
Microsoftのタブレット・ラップトップ複合型、いわゆる『ハイブリッド』市場戦略についてAppleが批判するのは、今回が初めてではありません。Mashableのインタビューにおいて、マーケティング上級副社長のフィル・シラー氏は、「多くの人々がハイブリッド市場を作ろうとしているものの、非常に小さくニッチな市場であり、まったく伸びない可能性もある」と述べています。
一方で、iPhoneの大画面化により現在売り上げが低迷しているiPadについて問われたクックCEOは「楽観視している」とし、「iPadは再び伸びると信じている」と強気の発言をしています。
Appleは11日より、12.9インチの大型タブレットiPad Proを、オンラインで先行発売しています。
Source:Independent,Business Insider
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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