2015年11月8日 15時10分
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アップルとサムスン、米スマートフォン市場でシェア下げる―LGは順調な伸び
2015年7-9月期の米スマートフォン市場において、アップルが4-6月期よりも、0.5%シェアを減らしたことが明らかになりました。
アップルとサムスンは0.5%ダウン
リサーチ会社ComScoreが新たに発表したデータによれば、における米スマートフォン市場でのアップルのシェアは、前回の44.1%から0.5%減少した43.6%となりました。もっとも、この時期はiPhoneの買い替えサイクルにあたるため、例年下がる傾向にあるそうです。
全体を見通してみると、G4などの好調な売上によって1.1%の大幅上昇をみせたLGを除き、減少したのはTOP5を占める他ベンダーも同じです。ただしOS別でみると、Android端末のシェア自体は51.6%から52.3%へと拡大していることから、TOP5以外のAndroid端末を手掛けるベンダーが健闘している可能性がうかがえます。
格安スマートフォンの活躍が背後に?
グーグルのNexus6や、OnePlusのOnePlus2など、コストパフォーマンスの高いスマートフォンが安く入手できる今、もはや600ドル(約72,000円)以上出してまでハイエンド・スマートフォンを選ぼうとは思わない消費者が増えている、との分析を以前紹介しましたが、上位ベンダーの落ち込みとAndroidのシェア拡大は、今後も同様の傾向が消費者間で加速していくことを示唆しているのかも知れません。
Source:AppleInsider
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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