トヨタが人工知能開発に向け、シリコンバレーに新会社設立
このところ、Apple Carを含めて自動運転車が活発に開発の対象として注目を浴びていますが、日本が誇る自動車メーカートヨタも自動運転などに使う人工知能技術の開発拠点として、来年1月、米シリコンバレーに新会社を設けると発表しています。
2020年までに1,200億円もの巨額を投資
『朝日新聞』によると、2016年1月にトヨタが米シリコンバレーに設ける新会社の名称は「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」で、社員は200人程度が予定されています。最高経営責任者(CEO)には、米国防総省の国防高等研究計画局でロボットコンテストなどに携わったギル・プラット氏を迎えることもあわせて伝えられています。
すでに各社で、危険を回避するシステム等が開発・導入されていますが、完全な自動運転の実現には、車載カメラなどで集めたデータの分析や判断を担う人工知能の技術開発が不可欠です。
2020年までに約10億ドル(約1200億円)もの巨額が投資されるとのことですが、以降この技術についてどのような開発成果が発表されるのか楽しみですね。
Apple Carの現在地
なお、iPhone Maniaではすでに何度かご紹介していますが、Appleも自動運転車「Apple Car」を開発中であると言われています。
まだそのプロジェクトの全貌は見えないものの、すでに技術者や専門家などを競合メーカーなどから引き抜いており、製品化実現に向けて動いているのはほぼ確実と思われます。
今回トヨタが参入したことにより、自動運転車の市場はさらに活発化するとも考えられ、いよいよ楽しみになってきましたね。
Source:朝日新聞デジタル
(クロス)
iPhone Mania編集部
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