2015年11月6日 20時49分
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iOS9シリーズは前例のないペースで開発されている―iOS9.2もすぐか
iOS9になってから、iOSのリリースサイクルが大幅に短縮されていることを示す資料が、ネットに公開され注目を集めています。
1週間少々のサイクルでベータ版リリース
Think Bitsは3日、これまでのiOSベータ版の開発期間を示すグラフを公開しました。これによると、iOS9.1がこれまでにないペースでベータ5までの工程をこなし、正式版がリリースされていたことが分かります。

グラフをみると、iOSは通常のケースにおいては、平均して60-90日前後の期間を経てベータ版のテストを繰り返し、その後正式版がリリースされるのが普通です。しかしiOS9.1に限っては、ベータ1こそ過去のバージョンと変わらない15日程度だったものの、2から5にかけては10日未満のサイクルで公開されていることが確認できます。
さらに、iOS9.2のベータ1にいたっては、iOS9.1の半分となるわずか7日でベータ2へと移行しており、アップルが何らかの理由によって、リリースサイクルを大幅に早めていることが分かります。
iOS9.2も早々と公開される見込み
これまでにもお伝えしたように、現行のiOS9.1ではTouch IDに認証不具合が発生しており、ダウングレードも出来ない状況となっていることから、アップルとしては、iOS9.2の正式版をいち早く公開したいのではないでしょうか。しかしユーザーとしても、開発を急がれた結果、新たな別のバグに直面するという状況は避けたいところです。
ニュースサイトPhone Arenaはこうした状況を、「アップルはゆっくりしてコーヒーの香りでも嗅ぐ時じゃないのか?」と皮肉っています。
Source:Think Bits,Phone Arena
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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