ドコモ、au、ソフトバンクのトップ、携帯料金値下げに前向き姿勢
5日、携帯大手3社であるNTTドコモ、au、ソフトバンクの2015年9月中間連結決算が出揃いました。
いずれも売上高が増収、営業利益が増益になるなど好業績を記録しましたが、会見の中で、このところ話題となっている携帯電話の料金引き下げ策についてコメントをしています。
各社とも前向き姿勢を示す
YOMIURI ONLINE、テレビ朝日など報道各社は、2015年9月中間連結決算の発表後開催された記者会見の中で、各社トップが以下のようなコメントを残したと報じています。
●NTTドコモの加藤薫社長「是非も含めて総合的に検討したい」
●KDDIの田中孝司社長
「料金プランに足りないところがあれば改善を加える」
●ソフトバンクグループの孫正義社長
「もっと安いほうがいいという声があるということも十分認識しているので、より安いメニューを用意していきたいと思う」
各社とも前向きな姿勢を示していますが、一方で、以下のようなコメントも残しています。
●KDDIの田中孝司社長
「通信ネットワークの質を考慮すると日本の料金は決して高くない。」
●ソフトバンクグループの孫正義社長
「日本はケータイ料金が高すぎるのではないかというご指摘があるが、日本の通信ネットワークは恐らく世界で最も進んでいる。そのネットワークをアメリカよりも遥かに安い料金で提供している。その上、世界でiPhoneを一番安く提供しているのも日本である。この点をぜひ多くの皆さんに再認識していただきたい」
つまり、携帯電話料金が他国と比べて高くはない基準に抑制できているという自負は持っているようです。
政府が始めた国内の携帯電話料金の引き下げ議論、および有識者会議については総務省主導の「答えが用意されている」会議であるとも指摘されており、やや残念な内容が伝わってきていますが、どういった結論になるのでしょうか。今後も本件について追跡していきたいと思います。
Source:YOMIURI ONLINE,テレビ朝日,産経ニュース,CNET
(クロス)
iPhone Mania編集部
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