2015年11月5日 13時40分

読了まで 23

PebbleのCEO、「Apple Watchのおかげで販売数が2倍になった」と語る

pebble


 
が登場するや否や、スイスの時計業界に大打撃を与えたのみならず、スマートウォッチの中でもシェアを一挙に占めてしまったことは周知の通りですが、意外にもPebbleは「被害」を受けていないようです。

アップルのおかげで市場規模が拡大した

「アップルはこの業界に皆の関心を一挙に惹きつけてくれた」PebbleのCEOであるEric Migicovsky氏は語ります。「アップルが参入してきても、我々は売上面において、物理的な影響を実際に受けてはいない。事実、昨年に比べて今年は2倍の量が売れている」
 
一見すると、Pebbleとアップルは共にスマートウォッチを手がけているため、アップルの参入で大打撃を受けてしまったかのようにも感じますが、実際にはスマートウォッチ市場の規模をアップルが拡大してくれたようです。
 
さらに同氏は、アップルとPebbleのターゲット層が異なると話します。「アップルはスマートウォッチ界のRolexやTag Heuerになることに尽力している」が、「我々は面白いもの、もう少しカラフルで、手に入りやすいものを作っている」「Pebbleはスマートウォッチ界のSwatchになろうとしている」

好調なApple Watchだが、開拓の余地は大いにあり

apple watch edition 破壊
 
Watchの正確な売上については、アップルが頑なに口を閉ざしているため、分かっていません。しかし、VentureBeatの推察によって、5ヶ月間でおよそ17億ドル(約2,000億円)の売上があることが判明し、販売数は450万本ほどになったのではないかと考えられています。なお、2016年度末までに、50億ドル(約6,000億円)の売上が見込まれています。
 
ただし最近の調査によれば、41%の消費者がスマートウォッチは高すぎると感じ、29%がスマートウォッチは役立たない、33%が携帯で事足りると回答しているなど、まだまだスマートウォッチ業界が発展の途上にあることもまた事実です。
 
 
Source:CNBC,iPhone in Canada
(kihachi)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる