JR東と大手通信3社が「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーン開催
このところ、駅や公道でスマートフォンを操作しながら歩く「歩きスマホ」が社会問題化していますが、JR東日本やNTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手モバイル通信3社は現在、「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーンを開催し、この抑止に努めています。
ホームへの転落事故が起こる可能性も
歩きながら携帯電話やスマートフォンを使用する「歩きスマホ」により、事故が多発している現状を受け、鉄道大手のJR東日本と大手モバイル3社がタッグを組み、歩きスマホを抑止するためのキャンペーン「やめましょう、歩きスマホ。」を開催しています。
JR東日本は、歩きスマホで危険を感じた、または感じると訴える利用者からの苦情の件数は、2012年度は数件だったのに対し、2014年度は100件以上に急増したことを報告しています。これら苦情のうち4人に1人は歩きスマホをしている人に実際にぶつかられており、ホームへの転落事故、それに伴う人身事故にいつ発展してもおかしくない状況になっています。
今回のキャンペーンでは駅構内ポスターの掲出、車内ポスターの掲出、車内ディスプレイ広告の掲載のほか、ノベルティサンプリングの実施(JR東京駅、JR新宿駅、JR池袋駅、JR渋谷駅、JR横浜駅、JR吉祥寺駅、JR大宮駅、JR錦糸町駅 計8駅にて実施)等が実施されていますが、ニュースメディア『Withnews』によれば、一部駅構内のトイレットペーパーにも「やめましょう、歩きスマホ。」のキャッチコピーが印字されており、かなり本格的な施策となっています。
まずはユーザー個々がこうした危険な行為をやめることが最も大切ですが、自身が被害者となることを防ぐためにも、周囲に注意を払いながら歩くことをおすすめします。
Source:一般社団法人電気通信事業者協会,Withnews,FNN
(クロス)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: クロス の記事一覧