2015年11月4日 00時08分
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グーグル、Android OSとChrome OSを統合するとの観測を否定
先日にわかに、Android OSとChrome OSが統合され、新たな1つのOSが登場するとの情報がテクノロジー業界を駆け巡りましたが、グーグルは2日、正式にこの噂を公式ブログで否定しました。
統合する予定はない
スマートフォンやタブレット向けのAndroid OSと、Chromebooks向けのChrome OSを統合した新たなOSを、2017年をめどに発表するという観測を先日お伝えしましたが、グーグルは「統合する予定はない」として、公式ブログで正式にこの観測を否定しました。
グーグルによれば、Chrome OSは統合するまでもないほど、確固たる需要があり、毎日30,000もの新たなChromebooksがアメリカではアクティベートされており、この数は他のいかなる教育向けデバイスを合わせた数よりも多いことや、NetflixやStarbucks――むろんグーグルも――といった名だたる企業が導入の容易さやセキュリティの高さから好んで使用していることが、同記事では述べられています。
今後5年間はChrome OSをアップデートし続ける
また記事内では、今後5年間にわたって、Chrome OSの6週間サイクルのアップデートは続けていく方針であることや、2016年には新たなChromebooksを多数発表するつもりであることも明らかにされています。
THE VERGEは、噂に対する独自取材の結果として、「グーグルは独立したプラットフォームの数を減らすつもりがある」と述べていましたが、今回の公式発表を読む限りでは、Chrome OSが1つのプラットフォームとして開発され続けることは間違いなさそうです。
Source:Google,THE VERGE
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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