Google、初の直営店出店計画を頓挫?NYの店舗候補地を転貸へ
米Googleが自社開発のOSを搭載した製品などを販売するために、ニューヨークに直営店をオープンするのではないかという噂は以前ありましたが、米ニュースメディア『CRAIN’S NEW YORK BUSINESS』によると、Googleはこの計画をあきらめ、すでに店舗候補地だった場所を転貸していることが明らかとなりました。
巨額の費用で改修するも
2013年頃に、GoogleがNexusデバイスやChromebookをはじめとした製品を販売する直営店をニューヨーク市にオープンするのではないかという情報が流れ始めました。Googleはその後、ニューヨーク市マンハッタンの、お洒落なエリアとして人気のソーホー地区に約505平方メートルものスペースを借り、600万ドル(約7.2億円)もの巨額費用をかけて改修していました。
しかし、『CRAIN’S NEW YORK BUSINESS』によると、すでにGoogleはこの地を年間225万ドル(約2.7億円)で転貸しようと計画しており、この地での直営店オープンを諦めたとみられます。
ニューヨークの高級ブティックが立ち並ぶ5番街(Fifth-Ave)付近には、Appleが旗艦店を構えるほか、マイクロソフトも最近になって旗艦店をオープンしています。一方Googleは、ロンドンで大型商業施設内に小規模店舗を設置しており、出店戦略を転換したのではないか、とも考えられています。
以下の写真は、Googleが600万ドル(約7.2億円)もの巨額費用をかけて改修していた、直営店候補地だった場所のギャラリーです。
工事は完了しないままの状態ですが、なかなかクラシックな佇まいで素敵ですよね。
Source:CRAIN’S NEW YORK BUSINESS
(クロス)
iPhone Mania編集部
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