アップル、従業員1人あたりの利益でも1位!3位はソフトバンク
スマートフォン業界の営業利益のうち、92%を占めていることからも明らかなように、アップルが世界で最も「儲けている」企業であることは周知の通りですが、従業員1人あたりの利益でも、他のテクノロジー企業の追随を許さないことが分かりました。
従業員1人あたりでも1位、ソフトバンクは3位
時価総額は6,000億ドル(約72兆円)をゆうに超え、現金保有高も2,000億ドル(約24兆円)超、1年間の純利益が400億ドル(約4兆8,000億円)と、快進撃を続けるアップルですが、従業員1人あたりが生み出す利益でも、アップルは他の企業と比較して、抜きん出た結果を出していることが分かりました。
リサーチ会社であるExpert Marketが出した統計によれば、アップルは従業員1人あたり186万5,306ドル(約2億2,383万円)の利益を得ていることが判明しました。続いて、2位がグーグルの115万4,896ドル(約1億3,858万円)、3位がソフトバンクの91万8449ドル(約1億1,021万円)となります。
秘密はiPhoneの利益率にあり?
アップルがこれだけ稼いでいる秘密は、もちろんiPhoneやiPad、MacBookなど、アップルの作る製品が皆に受け入れられているからでもありますが、ニュースサイト威锋网は、iPhone6s/iPhone6s Plusの製造コスト(部品原価の合計)がそれぞれ、211.5ドル(約2万5,380円)と236ドル(約2万8,320円)である一方、販売価格が649ドル(約7万7,880円)と749ドル(約8万9,880円)であることをもって、アップルが高利潤を得ていることが押し上げの原因ではないかと示唆しています。
ただし、「原価」は単純な部品原価の合計だけではなく、商品開発やマーケティング、従業員の訓練など幅広い費用のことも考慮する必要があります。
Source:威锋网
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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