Foxconn、2018年より電気自動車の量産体制へ!Apple Carも製造?
アップルのサプライヤーとしてお馴染みのFoxconnが、自動車企業である北京汽車集団や、SNSサービスで有名な騰訊(Tencent)などと、電気自動車(EV)の合弁企業を設立し、2018年から工場で量産体制に入る可能性があることが分かりました。台湾紙「経済日報」が報じています。
2018年より製造を開始
これまでにも、iPhoneのベンダーとして有名なFoxconnがEV業界へ本格的な参入を計画していることは伝えられてきましたが、いよいよ具体的なプランが顕わとなりつつあります。
台湾紙「経済日報」によれば、Foxconnは電気自動車(EV)の量産を2018年より実施するとのことです。今回新たに結成された合弁企業である和諧富騰は、「EV界のアップル」を目指していくとされています。
なお9月初頭には、中国の自動車メーカー比亜迪と協力し、8億1,400万ドル(約976億円)で、EV用のバッテリー工場を建設する予定であることが報じられたほか、1万5,000ドル(約180万円)ほどで電気自動車(EV)を売り出す見込みであることも明らかとなっていました。
Apple Carは早くとも2018年?
Apple Carとの関連については不明ですが、比亜迪や北京汽車集団などとの協力で得たノウハウを武器に、今後アップルとの協業にこぎ着けていく可能性は大いにあります。したがって、仮にFoxconnとアップルが手を組むとするならば、Apple Carの登場は早くとも2018年以降となるでしょう。
TeslaのCEOであるElon Musk氏が先日、Foxconnを引き合いに出し、「スマートフォンやスマートウォッチよりも、車というのは、よほど複雑なんだ。Foxconnのようなサプライヤーに行って、『車を作ってくれよ』などと気軽に言うことは出来ない」とApple Carについてコメントしたことが話題にのぼりましたが、同氏の考えとは裏腹に、近い将来、車「も」造れるFoxconnが誕生することとなりそうです。
Source:EMSOne,GAS2
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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