サムスン、Apple WatchとiPhoneにOLEDを供給か
サムスン・ディスプレイが、次世代Apple Watch、また未来のiPhone向けに有機ELディスプレイ(OLED)を供給する可能性があると、韓国のET Newsが伝えています。
Apple Watchに加えiPhone向けディスプレイもサムスンに発注か
現在、Apple Watch向けのOLEDは、LGディスプレイが単独供給していますが、Appleはサムスンへの発注も検討しているとのことです。また同メディアは、Appleがすでに未来のiPhone向けとして、OLEDのサンプルをサムスンから受け取っていると報じています。
iPhone6sのディスプレイについては、バックライトモジュールの不足で製造に遅れが出るなどの報道もあり、Appleは今後のiPhoneディスプレイについてさまざまな発注先を検討しているとの噂が、以前から浮上していました。
11月に決定との噂
ET Newsによれば、Appleは11月中にはサムスンに発注するか否かを決定する見通しで、この決断は当然ながらサムスンの製造計画に大きな影響を及ぼします。Appleからの受注が決まれば、同社がフレキシブルディスプレイを製造するA3工場における量産計画をさらに推進する、と同メディアは報じています。
これはつまり、Appleが未来のiPhoneにはフレキシブルディスプレイの搭載を計画していることを意味します。
ただし次世代iPhoneとされるiPhone7のディスプレイについては、Appleが自ら相当額を負担して建設した、ジャパンディスプレイの石川工場で製造される見通しで、仮にAppleが11月にサムスンへの発注を決めたとしても、それは2017年以降の話になると、ET Newsは伝えています。
ただし今回の報道はあくまで噂の段階に過ぎないことを、強調しておきたいと思います。
Source:ET News,Digitimes
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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