2015年10月27日 08時55分

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Apple「クールなウェアラブルブランド」でサムスンなどを抑え1位に

applewatchtrio


 
英国・米国での調査の結果、「もっともクールなウェアラブルブランド」として、ウェアラブル端末では先輩のNikeや腕時計メーカーのロレックスはもちろん、ライバルのサムスンやGoogleも抑えて、が1位の座を射止めました

上位5位までがテクノロジー系

Juniper_Wearable
 
英調査会社Juniper Researchが、英国の1,000人、米国の1,028人のスマートフォン・ユーザー(14歳以上)を対象に、ウェアラブル技術の利用や関心について調査を実施しました。その結果Appleが、もっともクールなウェアラブルブランドの1位を獲得しました。2位はサムスン、3位はGoogleと続いています。
 
調査からはまた、以下のことも明らかになっています。
 
・「ウェアラブル端末に175ドル(約2万1,200円)以上払ってもいい」と思っている消費者は5人に1人のみ。
・ウェアラブル端末としていいと思われているのは今もハイテク・ブランドであり、ファッションやスポーツ系ブランドの順位は低い。
・スマートウォッチ市場はAppleとサムスンが独占しつつある。回答者の75%以上がAppleまたはサムスンと回答した。
 
Juniper Researchはまた、「ウェアラブルはもっとファッション性を重視すべき」という意見があるものの、消費者の間ではテクノロジー系以外のブランドのウェアラブル端末は人気がなく、ファッション系またはスポーツ系で、3%以上の票を集めたブランドはなかったとしています。

175ドルがウェアラブル端末価格の壁

しかし興味深いのは、スマートウォッチなどのウェアラブル端末においては、消費者が何を最も重視しているかが見えてこない点です。
 
一方フィットネス系ウェアラブルの場合、用途は明確で、アクティビティトラッカーの機能が重視されます。価格もほとんどが175ドル以下で、消費者が求める価格帯と合致しています(前述の5人に1人しか175ドル以上払わないを参照)。つまり今回の調査回答者のほとんどが、フィットネス系ウェアラブルに払う以上の価値を、スマートウォッチなどに見出していないことを意味します。
 
また調査からは、ウェアラブル端末購入において、バッテリー寿命を重視すると答えた人はわずか4%で、電池の持ちはそれほど重要視されていないことが判明しています。
 
 
Source:Juniper Research
(lunatic)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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