五体不満足でもiPhoneが満足に使えてしまう秘密
Todd Stabelfeldt氏は8歳の時より肢体が不自由で、首から下を全く動かすことが出来ません。しかし、36歳の彼は、エンジニアにして起業家と活躍しており、自身のハンデに負ける様子もありません。1日に平均6分間の電話をかけ、100通のメールを送ります。一体彼の原動力の秘密は何なのか――それは、BluetoothのヘッドセットとiPhone6です。
秘密はSiriとスイッチコントロール
彼の武器は、何よりもまずiPhoneのSiri、そして車椅子に設置された物理ボタンと、ジョイスティックです。Siriに話しかけさえすれば、大抵のことは出来てしまいます。
さらに驚くべきことに、彼はSiriのほか、スイッチコントロールを用いることで、iPhoneのインターフェイスを完全にコントロールしているそうです。
スイッチコントロールとは、iOS7より搭載されたアクセシビリティ機能の1つで、あらかじめ設定さえしておけば、頭を左右に動かすことで、手でiPhoneに全く触れることなく、Siriを立ち上げたり、ホーム画面に戻ることが出来るなど、iPhoneを自由に操作することが可能です。
Stabelfeldt氏は12のショートカットを設定しており、アプリの起動や終了、テキストやメールの送受信をスイッチコントロールで行っているとのことです。
プライベートで大活躍のiPhone
1年半前までは、彼は仕事にコンピュータを使っていました。しかし現在、彼を仕事で支えるのは、リモートサーバーにアクセス出来る携帯です。残念ながら仕事においては、お気に入りのiPhoneに出番はないようですが、プライベートでは大活躍です。
「妻に『愛してる』と言ってくれ」とStabelfeldt氏が言うと、ただちにSiriが想いを伝えてくれます。「私はいい大人だ。奥さんに愛していると伝えたいのさ」
Source:威锋网,Fox8
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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