今年の年末商戦、iPhoneは7,500万台、Apple Watchは400万台~KGI予測
KGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏が、Appleの2016年第1四半期(2015年10月~12月期)の同社製品の出荷台数予測を発表しました。
Kuo氏は今年のホリデイシーズンにおいて、iPhoneは7,000万~7,500万台、Apple Watchは350万~400万台出荷されると予測しています。
年明け四半期のiPhone売り上げ、前年同期比でマイナスの可能性も
またKuo氏はAppleの2015年7月~9月期のiPhone出荷台数について、前四半期比で2.1%増、前年同期比で23.6%増の4,850万台で、うち2,000万~2,200万台がiPhone6sであるとの予測を明らかにしました。
なお前年同期比の伸び率が大きいのは、iPhone6sの発売において中国が第1次発売国に含まれたこと、またiPhone6sのほうがiPhone6よりも初期の出荷台数が多い(前年同期のiPhone6出荷台数は1,400万~1,500万台)ことを理由に挙げています。
ただしKuo氏は、iPhone6sの需要は昨年のiPhone6ほどは大きくなく、2015年10月~12月は前年同期比でみると伸びが緩やかになっていき、2016年1月~3月期のiPhone出荷台数は前年同期でマイナスとなる可能性がある、と述べています。
iPad Proの年末の出荷台数は200万台
またKuo氏は、2015年9月~12月期のiPad出荷台数は1,450万~1,550万台(うち11月発売予定のiPad Proが約200万台)、Macについては540万~560万台との予測を立てています。
2016年通年でのiPad全体の出荷台数は、前年対比16%減の4,000万~4,200万台が見込まれているものの、収益面では高額なiPad Proのおかげで相殺されるとKuo氏は分析しています。
なおAppleは現地時間10月27日に、同社第4四半期の業績発表を行う予定です。
Source:MacRumors
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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