2015年10月15日 19時07分
読了まで 約 1分59秒
Facebook、バックグラウンド更新オフでも「無音」流し、バッテリー消耗させていた
これまでiPhoneのバッテリー消耗対策として、消耗度が高いFacebookアプリのバックグラウンド更新と位置情報サービスをオフにすることで、バッテリーの消費を抑えることが出来ると言われてきました。しかし新たに、たとえバックグランド更新をオフにしても、同アプリが相変わらずバッテリーを消費し続けている事実が明らかとなりました。
オフにしてもバックグラウンドで動き続けていた
ニュースサイトMac Storiesによると、FacebookアプリはiOSの省エネ設計に適合しておらず、仮にアプリのバックグラウンド更新を設定でオフにしても、バックグラウンドで動き続け、バッテリーを消費し続ける仕様となっているそうです。
バックグラウンド更新をオフにしているのにもかかわらず、設定>バッテリーで使用比率を確かめると、Facebookアプリが直近7日間で、5時間の通常使用にくわえ、11時間の音楽使用となっていた例をもって、同サイトは、バックグラウンドでもタスクを実行させ続けるために、わざわざ無音を流しているのではないかと推量しています。
慌てて対応することを発表
現在のところ、「ハイジャック」とも表現されている、このバッテリーの消耗問題を回避するには、公式アプリを使わず、SafariでFacebookにアクセスするか、もしくは皮肉なことに、バックグラウンド更新をオンに戻すかしかないようです。
1ヶ月ほど前からRedditなどで指摘されていた問題ですが、事が大きくなりだしたせいか、Facebookは14日、この「不具合」について調査を始めることを明らかにしました。バグなのか、それとも何らかの目的をもって埋め込まれた仕様なのかどうかは分かっていませんが、一刻も早い解決を望みたいところです。
Source:Mac Stories,iPhone in Canada,Cult of Mac
Photo:Reddit
(kihachi)