iPhone6sディスプレイ部分の分解レポート、3D Touchセンサーの詳細
iPhone6s本体の分解レポートは既に公開されていますが、iPhone6sで新たに搭載された3D Touchセンサーの分解の様子がiFixitにより公開されました。
3D Touchセンサーの分解は容易
3D Touchセンサーのディスプレイ部分からの取り外しはかなり簡単そうで、万が一センサー部分が故障しても修理は容易なようです。3D Touchセンサーはディスプレイパネルの最も背面に近いところに位置しており、バックライト、デジタイザーガラス、ディスプレイ本体から取り外すことは簡単だとiFixitは説明しています。
今回、アップルは修理の際に邪魔にならないようにホームボタンケーブルを3D Touchセンサーの回りに配置しているようです。ただし、ディスプレイ部分パーツの着脱が容易だとしても、分解には特別なツールが必要で、一般の人が分解を試みることは控えた方が良いとiFixitは述べています。
多くの静電コンデンサープレートから形成
3D Touchセンサーは多くの長方形の静電コンデンサープレートから成り立っており、コントローラー回路に配線されています。これらのプレートが圧力を感知しメインのタッチセンサーに信号を伝えていると思われます。以前の報道では、96個のセンサーが埋め込まれており、顕微鏡なしでは見えないほどの些細な違いを計測するとされていました。
今後、多くのアプリが3D Touchに対応
3D TouchはiPhone6sに搭載された最も重要な機能で、ユーザーは対応するアプリのアイコンを長押しすることで、様々なメニューを直接選ぶことが可能になります。アプリによってはプレビューや様々なショートカットメニューに対応します。アプリ開発者は3D Touchへの対応を急いでいますが、先日Facebookが3D Touchに対応しました。
Source : AppleInsider, iFixit
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: リンゴバックス の記事一覧