2015年10月7日 04時01分
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Porsche、Android Autoを却下してApple CarPlayのみを選択
スポーツカーメーカーのPorscheが、「911」の2017年モデルにAppleのCarPlayの搭載を決定しました。一方でGoogleのAndroid Autoの採用は却下しています。
「要求するデータが多すぎる」
Android Autoの採用見送りについては、Googleが要求するデータがあまりにも多すぎることが理由に挙げられています。Motor Trendの報道によると、自動車の速度、スロットルの位置、冷却水およびエンジンオイルの温度など、基本的に車の自己診断機能(OBD2)の情報すべてを収集し、Googleへ送ることが、Android Autoでは求められるとのことです。
一方のCarPlayでは、車が動いているか止まっているかの情報へのアクセスしか要求されません。この情報を利用して、運転者が運転中にアクセスできる機能を制限するためです(安全面での理由から)。
プライバシーを重視するApple
ティム・クックCEOは以前から、Appleとその他企業とでは、プライバシーについてのアプローチの方法が異なることを強調してきました。
AppleはiOS9で、いくつかの新しい機能をCarPlayに追加しています。
Source:9to5Mac
(lunatic)
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iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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